キャリアまだ3戦の寺島(右)が36戦のキャリアを持つ元SB王者・松花に挑む
2019年11月8日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.107』の記者会見が、10月2日(水)都内で行われ追加対戦カードが発表された。
スーパー・ライト級で、元シュートボクシング日本スーパー・ライト級王者の松花征也(リバーサルジム横浜グランドスラム)と寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)が対戦する。
松花は2009年7月、K-1甲子園中部地区予選70kg級優勝。同年11月にシュートボクシングでプロデビューし、2013年9月にSB日本スーパー・ライト級王座に就いた。2016年11月のS-cup65kg世界トーナメントでは決勝へ進出している。2017年2月を最後に試合から遠ざかっていたが、2019年3月のK-1で復帰戦。左右田泰臣に判定で敗れ、今回が再起戦となる。寺島はプロデビューから3戦3勝3KOのホープ。23勝(10KO)12敗1分の戦績を持つ松花に挑む。
以下、会見での両選手のコメント。
松花征也
「今回3月のK-1以来の試合になります。娘が生まれてしばらく試合から遠ざかったんですけど、ようやく久しぶりの試合ということで、相手も3戦3勝3KOですごく勢いがあって今一番強いと思うので、自分の方がキャリアは長いかもしれないですけど、チャレンジャーのつもりでぶつかっていきたいと思います。
(娘が生まれて)より一層頑張らないとなっていう風に思いました。(試合が空いたが)練習はボチボチやっていたので大丈夫です。(寺島の印象は)すごい勢いがあって、どの技でも1発があって倒せる技があるので警戒しています。
(前回の試合は)あまりにもつまらない試合で全然盛り上がってなかったなって(苦笑)。待ちの姿勢が多かったので、次はガンガン行こうと思ってます。(この試合をクリアしての目標は?)自分は目先の試合に集中して、先のことは考えず集中して頑張りたいと思います。相手は若くてすごく勢いがあって本当にいい選手なので、メインがタイトルマッチみたいなんですけど、たぶん僕らの試合が一番盛り上がると思うので期待しておいてください」
寺島輝
「プロ4戦目でこんなに素晴らしいファイターと試合をさせてもらえることを光栄に思います。でも全然物怖じせず、思いっきり楽しんで行こうと思っているので是非期待してください。よろしくお願いします。
(松花の印象は?)すごい軸がしっかりしていてブレない選手だなっていう印象です。どの選手がやってもやり辛そうな、すごい綺麗なキックボクシングをするなって見ていて思いました。(キャリアに差のある試合だが?)キャリアはどうやっても自分が下なので、何で上回るかと思ったらスピードだったり。勝てる場所はあるなと思いますし、自分の中で今までと何も変わらず試合運びをして臨みたいと思ってます。このままやって、このままで勝ちたいとは思ってます。
(この試合をクリアしての目標は?)前回KOしてリング上でK-1に呼んでもらいたいってアピールしたんですけど、今回またいい勝ち方をして、来年のK'FESTAに呼んでもらえるように。こいつは面白いってみなさんに思わせて、そのまま呼んでもらえる形を作ることができればベストですし、そうするつもりでいるので、みなさんよろしくお願いします。
どんどんどんどん、戦うにつれてキャリアの上の選手と戦っているんですけど、全然物おじせず、負ける気もしていないので、思いっきり自分らしさ全開で、自分が一番楽しんでいくので、みなさんも一緒に楽しんでもらえればと思うので、応援よろしくお願いします」