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【RISE】大﨑一貴、5月名古屋大会での世界王座決定戦実現へ向けて「新しい武器で次は絶対に倒す」相手はMMAでも4戦全勝のフィリピン人ファイター

2025/02/13 21:02
 2025年3月29日(土)東京・両国国技館『RISE ELDORADO 2025』の追加対戦カード発表記者会見が、2月13日(木)都内にて行われた。  スーパーフライ級3分3R延長1Rで、大﨑一貴(OISHI GYM)がアレスター・タグレ(フィリピン/WCCS Philippines BALDUGAN Team)と対戦。  大﨑は2020年2月からRISEに参戦し、9月に田丸辰を破ってスーパーフライ級王座を奪取。2022年10月には「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優勝者・風音に判定勝ちして53kg最強を証明した。2023年4月、ISKA世界王座決定戦でKO勝ちし、念願の世界王者に。2023年7月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では準決勝で田丸辰に判定2-0で敗れ、19連勝がストップ。2024年3月にはジラリー・キャルービーを破り、ISKAオリエンタルルール世界フライ級王座の初防衛に成功。6月には政所仁の挑戦を退けてRISE王座2度目の防衛に成功し、世界王座へ向けてタイトル返上。12月にアルベルト・カンポスに判定勝ちした。戦績は46勝(22KO)6敗2分1無効試合。  タグレは初来日で、身長は164cm(大﨑は160cm)。キックボクシング戦績21勝2敗で、MMA戦績は4勝無敗。キックボクシング、ムエタイ、クンクメール、MMAと様々なルールに挑んでいるという。  会見ではタグレから「RISEで戦えることを光栄に思います。RISEはフィリピンでも知られているので、ここで戦うことが夢でした。王者と戦えて光栄です。良い試合をしましょう」とのメッセージを読み上げられた。  大﨑は「次の試合はいろいろなルールでやっている選手で、5月に世界戦をやらせてもらうための前哨戦だと思っています。サクッと倒して勝って5月につなげたい」と、5月11日(日)愛知・ポートメッセ名古屋第三展示館での開催が決定したRISE初の名古屋大会へ向けて花火を打ち上げたいとする。  相手がMMAの経験もあるファイターだということには「身体は強いのかなってイメージです。実際向かい合って見たら印象が違うかもしれないけれど、それでも倒さないといけない。今年初の試合なので倒して印象を残したいと思います」と、それでも倒すと宣言。  試合映像は「何試合か見ました」と言い、「そこまで何が強いなって印象はなかった。前回の試合から僕がどれだけ成長したのかをいい意味で試せる相手だと思うし、新しい武器で倒して5月に世界タイトルに挑みたい」と、あくまでも5月へ向けてのデモンストレーション的な試合にしたいという。  前回の試合では勝っても不満そうだった大﨑。そこからどう改善してきたかと聞かれると「練習でもいろいろ新しいことに挑戦して練習しているので、そういったところで前回とは違った部分をABEMAや会場で見て欲しい。新しいところでKOするのを目標にして練習しているので、楽しみにしておいて欲しいです」と答えた。  伊藤隆RISE代表は、大﨑のRISE世界タイトル戦についての条件は「KOのみです」という。「僕が求めるのはKO。それで内容がついてくればいいですし、一貴に求めているのはKOですね。世界王座決定戦の相手の候補もあがっているので絞っていきたいです」と、今回KOすれば世界タイトル戦へ大きく近付くとした。  これを受けて大﨑は「前回の試合から自分でもそうだと思っていますし、倒そうとしてきたので、前回の試合もそれを求められているのは分かるので、何が足りないかを会長に教えてもらいながら練習してきているので次は絶対に倒します」と、今回こそ絶対に倒すと誓った。
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