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【BTC】大晦日ホセ・トーレスに惜敗の神龍誠が、Progressルールで再起戦。柔術黒帯のエリック・メネギンと対戦!=2月26日(水)

2025/02/03 18:02
 2025年2月26日(水)に都内で開催される『Breakthrough Combat03』(THE1.TV配信)に、グラップリングのProgressルールで神龍誠(神龍ワールドジム)の参戦が決定した。柔術黒帯で道衣あり、ノーギの双方で結果を残すエリック・メネギン(IGLOO)と対戦する。 ▼Progress60kg契約 5分2R神龍 誠(日本/神龍ワールドジム)エリック・メネギン(ブラジル/IGLOO) (C)RIZIN FF/ erickmeneghin  国内ではDEEP、米国ではCFFCフライ級王者となった日本MMA界最強のフライ級ファイターの一角である神龍はreakthrough Combat初出場。Progressルール初参戦となる。  神龍サイドからは1月の早い段階でProgress出場の要望が届いていたが、RIZINフライ級王座に挑むワールドクラス・ファイターの参戦は、2025年春の国内MMAの動向に大きな影響を与えるため、BTC主催側は、「出場していただけるのは非常に嬉しいですが、周囲の調整は神龍選手サイドで行ってもらえますか」と返答。それでも神龍から「出たい」と連絡が届き、今大会の出場が決定したという。  対戦相手については、Level-Gを主宰する高橋サブミッション雄己に相談したところ、「かなり面白い試合になるはず」とメネギンを推薦。所属のIGLOO柔術の斎藤穂高代表に連絡したところ「ほぼ即答で」快諾、両者の対戦が決定した。  メネギンはマリアナ諸島及び、環フィリピン海地域で最もステータスの高いマリアナス・プロ柔術を制し、2024年7月の『KIT9』の賞金トーナメントで優勝。9月のSJJJF全日本選手権ではアダルト黒帯フェザー級決勝で八巻祐との激戦で勝利し優勝すると、SJJIF ワールドではライトフェザー級準優勝。JBJJF全日本柔術を含め道衣柔術でも結果を残し、ノーギでは全日本2位、Gladiatorカップでも優勝するなど両分野で日本のトップといえるグラップラーだ。 「自然と動く。考える前に身体が動く」という高橋に対し、三角絞めという必殺のサブミッションを持つメネギン。  神龍は大晦日の前戦で元Titan FC二階級王者のホセ・トーレスと接戦。イーブンで迎えた最終回にフィニュシュを狙って2度の足関節で下になり判定負けを喫している。  Progressルールは「打撃の無いMMA」「MMAで強くなるためのグラップリング戦」とも呼ばれ、テイクダウン=2P、リバーサル=2P、スクランブル=1P、バックグラブ=2P、相手が引き込んだ場合=2P、テイクダウン後のコントロールではボディロック禁止など、MMAで片腕や身体で相手をコントロールして殴ることや、トップを奪うことに重きが置かれている。  Progressルールならではのポイント制のなかで、レスリング出身MMAファイターの神龍がどんな動きを見せるか。メネギンの動きにどんな影響を与えるか。非常に楽しみな異種格闘技交流グラップリングマッチとなる。  初のProgressルール挑戦となる神龍誠は、「今回新たな挑戦として、プログラップリングに挑みます。対戦相手も寝技のトッププロと聞いていますが、極めに行きます。応援よろしくお願いします」と、一本勝ちを予告。  対するエリック・メネギンは、「RIZINのトップ選手を相手に自分の柔術を試せるのは嬉しいし光栄です。配信を視聴してくれる皆さんが楽しめるような試合をしたいと思いますので応援よろしくお願いします」とのコメントを主催者を通じて寄せている。  今回の発表でProgressが2試合、MMAの国際戦4試合が確定した『Breakthrough Combat03』。残り1、2試合のProgressルールの試合が組まれる予定だ。 [nextpage] 『Breakthrough Combat03』決定カード ▼Progressフェザー級王座決定戦 5分3R竹内 稔(カルペディエム三田)須藤拓真(X-TREME EBINA) ▼Progress60kg契約 5分2R神龍 誠(日本/神龍ワールドジム)エリック・メネギン(ブラジル/IGLOO) ▼フライ級 5分3Rイ・ジュンヨン(韓国)5勝2敗上田将年(G-face TEAM 緒方道場)20勝11敗2分 ▼バンタム級 5分3Rトレント・ガーダム(豪州)竹本啓哉(ALIVE) ▼バンタム級 5分3Rチェ・ハンギ(韓国)熊崎夏暉(BRAVE) ▼フライ級 5分3Rベ・ジュンウ(韓国)山崎蒼空(マッハ道場)
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