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2005年のオープンから20周年を迎える新宿FACE。その記念すべきアニバーサリーイヤーの修斗2025年最初の新宿FACE大会のメインカードが決定した。
3月23日(日)『SHOOTO GIG TOKYO Vol.38』のメインを飾るのは、環太平洋王者・上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)と青井太一(挑戦者・同級4位/心技舘)。
▼環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
上原 平(王者・初防衛戦/リバーサルジム横浜グランドスラム)
青井太一(挑戦者・同級4位/心技舘)
上原は、インフィニティリーグ2023フェザー級で準優勝を飾り、優勝した竹原魁晟(THE BLACKBELT JAPAN)と王者決定戦を行う予定だったが、竹原の計量失格で戦わずして王座戴冠となっていた。前戦は2023年9月に磯部鉄心に判定勝ち。
今回、1年5カ月ぶりの試合で王者としての真価が問われる初防衛戦の相手となるのは、今一番勢いに乗っている青井太一(同級4位/心技舘)だ。
青井は、元環太平洋王者・遠藤雄介を師匠に持ち、小学生の頃からジュニアMMAで活躍。2024年は勝利している4戦全てがKO勝利。特筆すべきは長年フェザー級の中心選手としてランキングに名を連ねてきた山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会)をわずか42秒右フック一閃、KO勝ちしていること。
的確に顔面を貫き勝利を掴むとともに挑戦権もゲット。フェザー級で今一番波に乗っており、潜在能力が一気に覚醒した選手と言って間違いない。
一方、環太平洋王者の上原は怪我のメンテナンス、試合消滅のアクシデントも重なり、2023年9月以来、1年5カ月振り実戦となる。試合感覚がどこまで戻るのかが気になるところだ。
昨年だけで5試合戦っているチャレンジャーの青井の方がモメンタムが有利なのは間違いない。双方タイプは違うがスタンドを中心にゲームメイクするスタイルだけに鍵を握るのはパンチ&テイクダウンになるだろう。追う者と、追われる者。最後に伝統のベルトを巻き、勝ち名乗りを受けるのはどっちだ!?
この他にも、今大会では上位進出を狙うベテランから、若手まで、そして2025年新人王トーナメント初戦などバラエティに富んだラインナップになる予定。
チケットは2月8日(土)から修斗BASE オンラインショップで先行割引発売がスタートする。