2025年2月2日(日)東京・後楽園ホール『NJKF×CHALLENGER 7』の前日計量が、1日(土)都内にて13:00より行われた。
メインイベントのNJKFフェザー級(57.15kg)タイトルマッチで対戦する王者・大田拓真(新興ムエタイジム)は57.0kg、同級1位の挑戦者・TAKAYUKI(K-CRONY)は56.95kgで計量を一発クリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
大田は「今年初のNJKFでメインをさせていただくことになりました。しっかり盛り上げて倒す、それがメインの役目だと思っています。それをしっかりできるように準備してきましたし、これからも世界で戦っていきたいと思っているので、そういう意味でもしっかり勝たなきゃいけない一戦だと思います」と気合い十分。
計量時のフェイスオフした相手の印象を聞かれると「もちろん覚悟を持って練習してきたんだなということと、ちゃんとベルトを狙いに来てるなというのをすごく感じました。僕も全然油断なんてしてなくて、しっかり準備してきました。何が起こるかが分からないのが格闘技なので、それも楽しみながらしっかり勝ちます」という。
勝ち方のイメージについては「去年から綺麗に戦うということをずっと徹底してきましたが、今年はそれプラス、ちょっと怖さというのを加えたい」とこれまでとは違って“怖さ”も見せたいとする。
また、前戦となる昨年11月のONE FFではウェイ・ズーチンから勝利を収め、ONE戦績を4戦3勝(1KO)1敗とした大田は「3月にONE日本大会が開催されますが、僕はまだ出場できる段階ではないと思うので、今後もしっかりONEルンビーで勝って本戦契約を取りたい」とONE FFで着実にキャリアを重ねてONE本戦契約を獲得したいとした。
一方、挑戦者のTAKAYUKIは「この試合が最後のつもりで、明日の試合のために全てを懸けて練習してきたので、それを全て明日、大田選手にぶつけたいと思います。ベルトは茨城に持ち帰ります」とベルト奪取に自信を見せている。
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吉田凜汰朗と健太のコメント
▼第8試合 NJKFスーパーライト級タイトルマッチ 3分5R吉田凜汰朗 (VERTEX/NJKFスーパーライト級王者)=63.20kg「やっと明日再戦ができるというので、自分はとても嬉しく思っています。健太選手には自分は一度負けているので、このベルトをまた取りに行くという気持ちが自分の方が圧倒的に大きいことをお客様に証明していきたいと思います。(明日誕生日ということでどんな1年にしたいか)今年はまずは全勝という形で行くのが自分のプランの中であるので、明日はとにかく見せます。(NJKFへの思い)もちろん今年の2025年のNJKFの中心に自分がなって、NJKFを自分が変えていかなきゃいけないと思っているので自分が中心になります」
健太 (E.S.G/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)=63.20kg「最近ちょっと残念なことに、格闘技会場に行くと『健太選手ってまだ試合やってるんですか?』という声をよく聞くんですね。なぜ? 去年8試合はやってる! 健太、健在というのを明日は見せます。(どういう試合をしたいか)絶対に勝つのはもちろんなんですけど、内容も2年前に戦って23歳から25歳になる選手と35歳から37歳になる選手で、2年だけど同じ2年じゃない。でもその中でどれだけ見せられるか。僕は挑戦者ですけど、一回勝ってるけど、本当に挑戦者です。(武田Pから勝者はNJKFの中心になるとの期待のコメントを受けて)武田Pは去年にKNOCK OUTと面白いイベントを仕掛けたり、今年もそのような面白い話が自分たちの階級にあると聞いているので、そこを目指して頑張りたい。明日はそのステップアップとしてベルトを獲って、そういうチャンスをもらえたらと思っています。(今年は何試合したい?)身体が元気だったら“月イチ健太”になりたいぐらい試合したいです。試合のオファーをください。そのためにいい試合して勝ちます。(ベルトを取ってNJKFをどういった団体にしていきたい)キックボクシングといえばNJKFというぐらい、加盟団体が一番多いですし、団体としては日本一の団体だと思っています。キックボクシングといえばNJKF、そういう団体に僕はするぞ、というか、僕が言うのはおかしいかもしれないですけど(苦笑)、そういう気持ちでいます」
▼第7試合 日泰国際戦 53kg契約 3分3R (肘無し)☆SAHO☆(闘神塾/第3代K-1WORLD GP女子フライ級王者、S-1世界女子バンタム級王者)=52.85kgダンコンファー・キヤペットノーイジム (タイ/タイ国女子バンタム級)=52.65kg
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匡志YAMATOvs.雄也、優心vs.西田光汰
▼第6試合 NJKF 72.5kg契約 3分3R匡志YAMATO (大和ジム/WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者)=72.25kg「明日は当初、チャンピオンと対戦する予定だったんですけど、怪我で試合が中止になって、急遽、雄也選手が対戦を受けてくれました。でもよく僕と戦うと言ってくれたなと思うので、レベルの違いを明日見せつけて1Rで倒したいと思います。(後楽園大会ではいい結果を残せていないということだが)あまり良いイメージではないですけど、明日、相手は1Rからガンガン来てくれるというので、パンチの打ち合いでもヒジの打ち合いでも何でも倒せるように準備してきたので、楽しみにしていてくれたらなと思います」
雄也(MYGYM)=72.10kg「まず、はじめに自分と試合することにメリットが1つもない中で試合を受けてくれた匡志選手、ありがとうございました。このメンバーの中で自分が一番知名度もないですし、実績もないんで、もちろん人気も一番ないと思うんですけど、明日1日でそれは全て覆ると思っているので、自分の試合に注目してもらえれば、と思います。(1Rからバチバチに打ち合うか)楽しみですし、チャンピオンの胸を借りる気持ちじゃないですけど、全然負けるとは思っていないので、気持ちよく引退してもらえたらなと思います」
▼第5試合 スーパーファイト NJKF 51.5kg契約 3分3R優心(京都野口ジム/S-1世界フライ級王者)=51.05kg「明日は自分なりに楽しんで戦えば、自ずと結果はついてくると思います。明日はいい意味で遊んで。しっかり勝ちたいと思います(相手の印象)スタイル的にも気持ちを前面に出してくる気持ちの強い選手だという印象です」
西田光汰(西田キックボクシングジム/NJKFフライ級王者)=51.40kg「SNSでも優心選手は僕が元々、持っていたベルトだと言っていたのですが、なめんなよと。俺の持っているベルトだぞと。この階級で一番強いのは俺だというのを証明します。(どういう試合を見せたいか)僕はこの階級を背負って、僕が一番強いということをしっかり証明したいと思うので、明日の大会では僕の試合が一番盛り上がるようにしたいと思います」
▼第4試合 NJKFフライ級ランキング戦 3分3R髙木雅巳(誠至会/NJKFフライ級3位)=50.55kg永井雷智(VALLELY/NJKFフライ級4位)=50.80kg
▼第3試合 NJKFスーパーフェザー級ランキング戦 3分3R匠(KING gym/NJKFスーパーフェザー級6位)=58.50kg豪(GRATINESS/NJKFスーパーフェザー級)=58.65kg
▼第2試合 NJKFスーパーフェザー級 3分3RRyu (クローバージム/NJKFスーパーフェザー級)=60.9kg細川裕人(VALLELY/NJKFスーパーフェザー級)=58.75kg
▼第1試合 NJKF 60.5kg契約 3分3R高橋優(CORE/NJKFスーパーフェザー級)=60.4kg井岡巧(E.S.G/NJKFライト級)=60.25kg
▼オープニングファイト U15 -60kg EXPLOSIONルール 1分30秒2R佐藤陽平(TAKEDA GYM/第4代NJKF EXPLOSION60kg級王者)=59.65kg田中豪(VALLELY)=60.0kg
▼オープニングファイト U15 -45kg EXPLOSIONルール 1分30秒2R堀口遥輝(TAKEDA GYM)※当日計量吏佐(ポンムエタイジム)※当日計量