2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館『MAROOMS presents K.O CLIMAX 2024』(U-NEXT配信)の前日計量が29日(日)都内にて13:30より行われた。
今大会では“究極打撃格闘技ルール”のKNOCK OUT-UNLIMTED(MMAから関節・絞め技を省いたパウンドやサッカーキック、踏み付けありのルール)が3試合行われる。
栗秋祥梧がUFCにも出場した元LFAフライ級王者カルロス・モタ、重森陽太がRIZINファイターの倉本一真、バズーカ巧樹がK-1ファイターの大沢文也をそれぞれ迎え撃つ、いずれも異色のカードがラインナップされた。
▼第11試合 KNOCK OUT-UNLIMITED 58.0kg契約/3分3R・延長1R
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)=58.0kg「今年2月、4月、6月、10月と突っ走ってきたので、最後に12月にしっかり会場を爆発させて盛り上げようと思います。今回はあくまで通過点なので、来年、しっかりトーナメントを組んでもらえるような試合をしっかりします。(計量会場で相手を見た印象)黒い。(6月のUNLIMITEDルールの試合を超える自信は?)6月からずっとMMAの練習ばかりしていたので、それ以上のものを見せたいと思っていますし、それを見せないと来年トーナメントをやってくださいとも言えないし。4人トーナメントだろうが、6人だろうが8人だろうが、全員外国人で日本人は僕1人でいいと思っていて、それぐらいぶっち切りで勝てる自信がありますし、明日はそれを見せようと思います」
カルロス・モタ(ブラジル)=57.55kg「祥梧選手はすごくいい選手で、ポテンシャルもあって非常に楽しみです。明日すごくいい試合をしますので、応援よろしくお願いします。(計量会場で相手を見た印象)私は彼をSNSで見たことがあり、実際に会って同じ印象を受けました。自分を見直してやってきたので、栗秋選手がやってくることを二倍にして返したいと思います。(UNLIMITEDルールに向けてどういう練習をしてきたか)今までやってきたルールとは違うんですけれども、今までやってきたルールに似ているところもあるので微調整は確かに必要でした。ただ試合が楽しみでしょうがないという部分で、非常に楽しく、いい試合が出きたらなと考えています」
▼第10試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -61.5kg契約 3分3R・延長1R
重森陽太(クロスポイント吉祥寺)=61.5kg「年末にこういった大会に出場できることを非常に嬉しく思っています。12月30日はKNOCK OUTの立ち技の大きいイベントとして定着するように、一発目をしっかりと盛り上げられるように頑張ろうと思います。(どう勝ちたいか)理想の勝ち方は一回も投げられないことです」
倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)=61.4kg「明日は言っている通り、KOして勝とうと思っています。一番面白い試合をするつもりでいるので、楽しみに応援してください。(どう勝ちたいか)展開が読めないというか、もう単純に読みやすいと思うんですけど、重森選手の一発が当たったら負けますし、自分が決めれば勝ちますし、単純で全然わかりやすいと思いますね。あんまり判定とかにはならないように思いますし、どっちみちKOで終わるかなと思います。(白川がSBのリングで負けたことについて)ちょっとあの負け方は最悪だと思うんですけど、まあああはならないですね。KNOCK OUTさんに乗り込ませてもらってるほうなんですけど、全然緊張感とか特になくて、いい感じでいい気持ちで挑めるかなという感じですね。(何回投げるイメージか)もし思っていることがちゃんとはまれば、一発で終わりますけど、そんな簡単なことじゃないのはもちろんです。それが出ればいいな、という感じですね」
▼第9試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -63.0kg契約/3分3R・延長1R
バズーカ巧樹(菅原道場)=62.9kg「殺ります。(大沢のコメントを受けて)何もなし」
大沢文也(ザウルスプロモーション)=62.9kg「K-1から来た大沢です。今ちょっとイライラしたり、今日だけじゃなくて僕が出られなかったリモートで出た会見から、ずっとイライラすることはすごいあるんですけど、明日は怒りを捨てて、いつも通り冷静にクールに戦いたいと思います。明日しっかり勝ちます。応援よろしくお願いします。(バチバチに向かい合った理由)何かイライラしたんで。リスペクトを持っていない奴だなと思ってイライラしました。練習中もそうっすけど、イライラしている時、怒っている時、自分は本当に弱いんですよね。クールな時や冷静にやっている時は本当に強いので。イライラしている時は周りにも言われるんですけど、全然自分がやりたいことができないことがわかっているので、それはしっかりしようかなと思います。(試合前にここまでイラついていることは今までにあったか)あんまりないですね。対戦相手にムカついたりとか、イラついたりはないので。ムカついてはいますけど、嫌いとかそういうのはないですよ。ちゃんとバズーカ選手のことは選手としてリスペクトしてるし、だからムカつくとかは別にないです。ただイライラとはなりました」