▼DEEP 55kg以下 5分2R
×吉岡ビギン(フリー)54.40kg
[1R 1分24秒 リアネイキドチョーク] ※吉岡の左フックをかわした太一がリアネイキドチョークで失神一本勝ち
〇太一(blooM)54.60kg
吉岡は2020年3月大会で第4代Krushバンタム級王者・晃貴から合計3度のダウンを奪って判定勝ち。「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」で池田幸司、黒田斗真、橋本実生に勝利して第6代王座に就いた。
しかし、2021年3月の初防衛戦で計量をクリアできなかったため王座はく奪。試合も減点が響いて壬生狼一輝に敗れ、そこから2023年2月の白幡裕星戦まで4連敗を喫した。2023年9月の『Krush.153』で板橋武留に判定勝ち。MMAに転向し、BLOWSの田上こゆるらと練習し、1年3カ月ぶりの試合に臨む。
太一は、アマチュアDEEPで勝利後、2024年1月の『WARDOG 45』でしゅんすけにスプリット判定負け。8月のDEEP名古屋で鶴斗に判定勝ち。
吉岡「初めまして、第6代Krushバンタム級王者の吉岡ビギンです。自分は立ち技、K-1から来たんですけど、全然、寝技でも対応できるように練習してきたんで、明日は寝技でも立ち技でもブッ飛ばすんで、応援よろしくお願いします」
太一「明日はこんなビッグネームと試合ができて嬉しいです。僕が1Rフィニュシュして勝ちます」
1R、サウスポー構えの吉岡に、太一はオーソから左ロー。じりじり詰める吉岡の前足にシングルレッグも切る吉岡は左ミドルを離れ際に当てる。
太一も左ジャブダブルから右ハイ。ブロツキングの吉岡は続く右インローはかわすと、太一も吉岡の左インローをかわす。
左ジャブを見せて左ローを当てる太一。吉岡も左ジャブから左ミドルハイだが、ステップバックでかわす太一は右の飛び込み。
これはかわした吉岡は、太一のインローにインローの蹴り返し。さらに左のヒザのモーションから左ストレートをヒット! 中央に戻す太一に左ストレートも当てる。
太一の左ローに吉岡は左フックを強振するが、これでバランスを崩すと太一はすかさずバックに。足より先に左手を首に巻き、思わず亀で両手で剥がそうとする吉岡に左足、さらに右足も差し入れて身体を伸ばすと、リアネイキドチョークで絞めて極めた。