(C)RIZIN FF
『RIZIN DECADE』の合同公開練習が15日、都内で行われ、鈴木千裕、ホベルト・サトシ・ソウザ、伊澤星花、神龍誠、元谷友貴、秋元強真、武田光司、新居すぐる、矢地祐介、桜庭大世、上田幹雄、YA-MAN、大雅らが登場した。その質疑応答の前篇を紹介したい。
上田「高阪さんから世界で戦うマインド、ヘビー級ならでのテクニックを学んだ」
▼RIZINヘビー級(120kg)5分3R
上田幹雄(BRAVE)
キム・テイン(ROAD FC)
「疲労はピークなんですけど、テンションは徐々に上がっていく感じです。今回、対戦相手が他団体(ROAD FC)のチャンピオンってことで、本当に記者会見でも言ったんですけど、『RIZINナメんじゃねえぞ』っていう気持ちで、大晦日戦いたいと思います。空手のときも『極真ナメんじゃねえぞ』って極真の強さを証明してきました。いまはMMAの世界に行って、今回はRIZINを背負って、このRIZINのヘビー級を背負って他団体のチャンピオンと戦うことで、RIZINヘビー級の底力を見せて、2025年はヘビー級のベルトを作ってもらえるような試合をします。
(どんな部分が成長した?)全体的に成長したとは思っています。自分のSNSとか見てる方は分かると思うんですけど、初戦で対戦した高阪剛さんにセコンドについてもらうので、世界で戦うマインド、ヘビー級ならでのテクニック──そういった部分は、元々は空手をMMAにどう生かすかだったんですけど、MMAファイターとして今回はレベルアップしたんじゃないかなと。総合力ですね。とにかく(キム・テインは)一発があるんで、そういった意味ではやっぱりポジショニングの意識はすごく教えてもらいました。
(自らテイクダウン、テイクダウンからの立ち上がりも見せたが、組みの攻防のイメージは?)MMAなんで、5分3Rの中で、何回あるかは分からないですけど、絶対そういう場面はあるだろうなと思って、ただその中でも慌てずに、今みたいな練習をもう常日頃からやっているんで、6月(シェミスラブ・コバルチェク戦で1R 腕十字で一本負け)は本当にたくさんの人の期待を裏切ったんで、次こそは──もう2度目はないと思ってるんで、今回は本当に今日来ている皆さんはじめ、本当信じて自分の試合を見てほしいと思っています。
(組み技の手応えは)まだ発展登場ですけど良くなっていると思いますし、僕自身ももうMMAファイターとして戦っているんで、そういった意味で全てのレベルが上がっているとは思ってます。ただまだ発展途上だとは正直は思っています。
(勝ち筋は)去年の大晦日同様に、一発がある攻防のなかで最後は打撃の展開になることが多い んじゃないかと思っていて、その中で自分が最後、1発決めてド派手に行こうと思ってます。大晦日楽しみにしていてください。絶対にブッ倒します。応援よろしくお願いします」