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【BreakingDown】YURAがNAOを一撃KOでトーナメント制覇、冨澤が復活勝利で号泣、ベアナックルで勝利の西谷が涙の訴え「あと1回戦わせてくれ」、溝口勇児COOが逆転KO勝ちで「アンチ、ぶっ飛ばすぞ」、赤パンニキが川島KOでヘビー級トーナメント開催要望、杉村昂汰が安保璃紅に延長戦で勝利、大野篤貴が小宮山工介をKO、野田蒼がスピードで体重差を克服して勝つ

2024/12/08 15:12

▼第12試合 フェザー級(65.0kg以下)キックルール ワンマッチ
〇杉村昂汰
延長R 判定0-5
×安保璃紅


 安保は関西空手界に“安保兄弟”の名を轟かせた。2016年9月にKrushデビューを果たすと「第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で山本真弘、郷州征宜、レオナ・ペタスを破ってプロ無敗のまま王座に就いた。同王座は初防衛戦で郷州に奪われ、その後は連勝したが2018年12月に朝久泰央、2019年11月にジャオスアヤイに連敗を喫するとしばらくリングから遠ざかり、2023年6月に復帰するも齋藤紘也に判定負け。戦績は10勝(6KO)4敗。


 杉村は才賀紀左衛門の弟子で、BreakingDown初代ライト級王座に就いた同門のNAOが「めちゃくちゃ強い。17歳の実力じゃない」と絶賛する。オーディションのスパーリングではスピードのある右カーフから右ストレート、左右連打で相手を圧倒してみせた。本人によればキックボクシングのアマチュア全日本選手権と空手でも数えきれないくらいタイトルを獲っているのだという。


 杉村が連打を見舞うと安保も左右フックで打ち合う。杉村が蹴りを混ぜてくると安保も右ミドルで対抗。前へ出てくる杉村に安保は右ロー。近距離で打ち合う両者だが杉村の回転が上回る。杉村は右を当てていく。左ミドルも。1分間の打ち合いが続いた。


 判定は1-0(杉村)でドロー。延長戦へ。ワンツーから左ミドルで前へ出る杉村。安保もワンツーと左ミドルを返すが回転力で杉村が上回る。前へ出る杉村にクリンチを繰り返す安保。杉村のパンチを浴びて2度スリップしてさらに印象が悪い。


 判定5-0でまだアマチュアの杉村が元Krush王者を破った。

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