キックボクシング
インタビュー

【RISE】「日本のファンは僕のアグレッシブでプレッシャーをかけていくスタイルが気にいるだろう」GLORY代表ベルジャン・ペポシ

2024/12/06 13:12

夢を誰が叶えられるか楽しみ


――12月のトーナメントについてお聞きしたいのですが、1回戦ではイ・ソンヒョン選手と戦うことになりましたが、ソンヒョン選手に関してはどんな印象をお持ちでしょうか?

「彼の試合を見て、ファイトスタイルが自分に似ているなって感じるところがあります。あと彼は経験が豊富で、彼との試合はお客さんが喜ぶような試合になると思いますし、彼の実力は本当に認めています」

――ソンヒョン選手との試合は、どんな勝ち方をするか頭の中でイメージできていますか?

「彼と試合をするにあたっての対策はこれから考えていく必要があります。最大で3試合あるトーナメントという事を考えて、怪我をしないということも考える必要があるかと思うのですが、それと同時にこの試合に勝たなければ先の試合のことを心配しても意味がないので、もちろんトーナメントという事を考えつつも、この試合に全力を出し切るという事は意識して、普段と変わらずに自分のファイトスタイルを見せられればと思います。気持ちとしては戦争に向かうかのような、そういった強い気持ちを持って挑みたいと思っています」

――1回戦のソンヒョン戦から、得意の左ボディーフックとか左ハイキックを狙っていきますか?

「さっき言ったことと同じような話ですけど、オールインで全てをかけて自分のスタイルでいくので、その中で自分が得意にしている左ボディーなどが当たる可能性もあります」

――準決勝では白鳥選手とペッチ選手のどちらが勝ち上がってくると予想しますか?

「このトーナメント自体も実力が拮抗しているので、どちらが明確に勝つかは分かりませんけど、どちらが勝ってもおかしくないと思っています。少しの差ですけど拮抗した試合になった時に、勝機があるとしたら白鳥選手なのかなと思っています。自分自身の希望としてはペッチ選手と準決勝で試合をしたいで
す」

――準決勝も勝ち上がったら、やはり決勝ではミゲール選手との対戦を望みますか?

「以前も言ったように、ミゲールとの決勝が叶えば自分にとっては理想的ですね。このトーナメントの中でも若い2人が決勝で戦うという事になれば良いことだと思いますし。でもミゲールの初戦が原口選手で、経験やスピードが非常に優れていますし、そこは簡単ではないなと思います。ミゲールに個人的には勝ってほしいのですが、当日どうなるかは分からないですね」

――気の早い話ですが、優勝賞金の10万ドルの使い道は考えていますか?

「優勝賞金は大金ですね(笑)。僕はまだ若いので、例えば家とか自分のためになる何かを買いたいですね」


――家を買うという大きな夢も抱いているわけですね。

「僕自身がそういう夢を持っているのと同じように、トーナメントに参戦する選手全員がそれぞれの夢を持っていると思います。その夢を誰が叶えられるか楽しみです」

――今住んでいるベルギーはオランダの隣の国ですが、オランダの方に出稽古へ行くような事もありますか?

「オランダの選手がこちらのジムに来て練習する事はあります」

――例えばどんな選手が来て練習しているんですか?

「直近でK-1にも出ているダリル・フェルドンクやUFCに出場している選手も来ています」

――今回、初めてペポシ選手の試合を生で見る日本のファンが多くいると思うのですが、自分のどんなところに注目してほしいですか?

「日本で戦えることが非常に楽しみです。日本のファンの皆さんは、僕のアグレッシブでプレッシャーをかけていくスタイルが気にいると思います」

――ペポシ選手の試合を楽しみにしている日本のファンに対して、熱いメッセージをお願いします。

「チケットを買って是非見に来てほしいです。自分の試合もそうですし、他の試合も今年最大の規模感で行われるトーナメントだという風に思っています。当日は是非とも満員の会場で、多くのファンの皆さんとお会いしたいです」

――試合が終わったら日本で何か楽しみたい事はありますか?

「寿司が食べたいです(笑)」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント