米国MMA団体『Bellator』の世界ヘビー級&ライトヘビー級の同時2階級制覇王者ライアン・ベイダー(アメリカ)が、自身のSNSで日本で戦うことを示唆した。
ベイダーは「さらにエキサイティングなニュースが来ることを願っています。たぶん3本目のベルト? やってみましょう」という投稿とともに「japan」とのハッシュタグ。日本でタイトルマッチがあることを匂わせている。
ヒョードルを秒殺KOしてヘビー級王座に就いたベイダー(C)Bellator 榊原信行RIZIN CEOは今年の年末にRIZINとBellatorが2日間にわたって全面対抗戦を行うプランがあることを明らかにし、「Bellatorとしても日本初進出なので全力でラインナップしたいと言うので、ライアン・ベイダーのタイトルマッチも出てくる可能性もありますし、一選手の行ったり来たりではない全面的なスケール感でやっていくのもいいんじゃないかと画策中です」と語っていた。
迎え撃つのはRIZIN世界ライトヘビー級王者プロハースカか(C)RIZIN FF UFCで15勝5敗の戦績を残してBellatorに転戦したベイダーは、2017年6月にBellator世界ライトヘビー級王座を奪取すると、2019年1月の世界ヘビー級グランプリ決勝戦でエメリヤーエンコ・ヒョードルを1Rわずか35秒でKOし、トーナメントで優勝すると共にヘビー級王者となり、Bellator史上初の2階級制覇を達成している。
RIZINにはヘビー級タイトルがないため新設されての王座決定戦になるのか、それともRIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカとのタイトルマッチになるのか。年末へ向けての両団体の動きが注目される。<関連記事>年末にBellatorと29日はケージ、31日はリングで全面対抗戦へ、ヒョードル日本ラストマッチも計画ヒョードル、35秒TKO負け。ベイダーが二階級同時制覇プロハースカがモーに3年ごしリヴェンジ! 初代ライトヘビー級王者にヒョードルが現役続行「さよならツアー」で最後の契約