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レポート

【PANCRASE】フライ級・秋葉太樹が大塚智貴に判定勝ち、バンタム級に戻した松井斗輝が矢澤諒を19秒TKO、山口怜臣がバンタム級ネオブラ優勝

2024/11/10 13:11

▼バンタム級 5分3R
×矢澤 諒(パンクラスイズム横浜)#バンタム級8位・5勝6敗 61.25kg
[1R 0分19秒 TKO] ※右ヒザ→パウンド

〇松井斗輝(THE BLACKBELT JAPAN)#フライ級#8位・3勝1敗 61.5kg

 松井斗輝がバンタム級で復帰する。松井は、2024年2月のフライ級の秋葉太樹戦で、減量中に救急搬送され水分等を補給して計量に臨んだものの大幅体重超過。

 2024年5月『ROAD TO UFC シーズン3』でも、フライ級で2.7kgの体重超過で、連続で試合が中止となっていた。今回はバンタム級に階級を上げて、2023年12月のムハンマド・サロヒディノフ戦での判定負け以来の再起戦に臨む。

 対するは、バンタム級きってのパンチャー矢澤諒。2023年11月の井村塁戦での一本負け以来、1年ぶりに復帰する。

 矢澤は、松井と同じくアマチュアボクシングがベースで、5KO・TKO勝ちを誇る。バンタム級の厳しさを教えるか。

 1R、ともにオーソドックス構え。先にワンツーの右で前に出る矢澤。松井を下がらせるが、ケージ背に左を合わせにいく松井は、矢澤の打撃をかわしてワンツーから首相撲右ヒザ!

 首を掴まれながら右を振っていた矢澤は右ヒザを受けて後方にダウン。そこに松井はパウンドで、すぐにレフェリーが間に入った。

 19秒TKO勝ち。試合後、松井は「たくさんの人に支えてもらって、また試合出来ました。またベルトを目指して頑張ります。応援よろしくお願いします」と語った。

(※試合前コメント)

◆矢澤「最初からフルスロットルで」

「試合は絶対会場が盛り上がるような試合になると思うので、皆さん楽しみにしていてください。
(松井斗輝の印象)組みも打撃もすごいレベル高く上手い選手だなと思います。
(約1年ぶりの試合となった理由)去年の11月の試合で両手ちょっと壊しちゃって、復帰まで1年ぐらいかかっちゃったって感じです。怪我してる期間も試合に向けて準備してたんで、やってやろうかなっていう感じでした。
(両拳の状態は)それは僕の拳に聞いてみないと分からないんで、僕からお答え出来ません。
(火の出るような打撃が魅力だが、拳を怪我しての変化は?)それで思いっきり打てなくなっちゃうんだったら、それは矢澤じゃないと思うんで、試合を楽しみにしてください。
(どんな勝ち方をしたい?)最初からフルスロットルで、しっかりKOします。
(周囲から打撃戦を期待されるなかそれに乗るか、それともMMAというのを見せたいか)あんまり考えてないですね。思いっきりパンチを振り回して行きます」

◆松井「たくさんの方に感謝の気持ちがある。気持ちを見せて全力でやる」

「また試合を組んでくださってありがとうございます。階級を上げて、また一からのつもりで全力で戦います。いろいろ皆さんにご迷惑をおかけして1年ぶりに試合をします。この1年いいことが無かったので、年内に試合をやらせてくほしいっていう自分のわがままを伝えて、11月に決めてもらいました。
(階級を上げたのは)フライ級で体重を作れなくて無理だなと思って階級を上げました。フライ級ではキツイっていうことで、 階級を上げてやるしかないっていうので変えました。
(矢澤諒の印象)パンチの一発があってパワーある選手だと思います。
(バンタム級でどう上がって行きたい?)最初の方(プロデビューから3戦目まで)はバンタム級だったんですけど、次からしっかりまたバンタム級でやるんで、やってみないと分からないですけど、しっかり戦おうと思っています。
(どんな試合を?)たくさんの方に感謝の気持ちがあるので、気持ちを見せて全力でやるだけです。
(何か変えた部分は?)変えた部分は特に無いんですけど、体重管理だったり体調管理だったり、そういうのを以前よりもしっかりやるようにしました。
(この試合の先は?)今回の試合のことしか考えてなくて、とりあえず年内にもう1回試合をやりたいってことで組んでもらったので、勝てばまたランキング入ると思うんですけど、勝ってからちょっと考えます」

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