病院でのボランティア活動を行った笠原三兄弟(C)SHOOTBOXING
SB日本ライト級王者・笠原弘希、SB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希、SB日本スーパーバンタム級1位・笠原直希(いずれもシーザージム)の笠原三兄弟が2024年11月3日(日)東京・台東区立台東病院老人保健施設千束を訪問しボランティア活動を行った。
これまでシュートボクシング協会では、協会会長であるシーザー武志の理念において協会創設時から児童福祉をメインに様々なボランティア・チャリティー活動を行ってきており、今回もその一環で行われたもの。
1995年の阪神淡路大震災直後に大阪府立第一体育館で行われた第一回『S-cup』を復興支援イベントとし、2011年の東日本大震災の際には東日本大震災復興チャリティーイベントを開催するなど、協会加盟ジム・選手・スタッフと協力し、様々な場面で寄付・支援活動を行ってきている。
この日の活動では“格闘技で元気とパワーを与える”をテーマに、笠原兄弟によるミット打ちなどのデモンストレーションや、医師立ち会いのもと、利用者には簡単なボクササイズなどの体験練習が行われ、体験者からは「元気をもらえた!」と笑顔が溢れていた。
活動を終えた弘希は「病院でのボランティア活動は初めてだったので、上手くいくのか不安でしたが、実際にシュートボクシングのミット打ちの披露と体験をしてもらい、凄く盛り上がって皆さんに笑顔になってくれたので嬉しかったです。ボランティア活動をしていた時間は、利用者様、病院のスタッフの皆さんと一体になって盛り上がり、たくさんの笑顔をもらったことで、他のスポーツにはない格闘技のパワーを感じました。終わりに利用者様から『ありがとう!』との言葉を聞いた時に、僕たちもパワーをもらえた気がして、あの時間を笠原三兄弟で活動できたことを逆に感謝しています。これからも格闘技、シュートボクシングで元気とパワー・夢を与えられるように、三兄弟で頑張ります」とコメント。
また、友希は「格闘技はどうしても野蛮なイメージや怖いというネガティブなイメージを持たれることが多いのですが、こういうボランティア活動を通して、格闘技は老若男女問わず楽しく素敵なスポーツだなと思ってもらえたり、皆さんに笑顔をお届けできればなと思いました。ミット打ちとデモンストレーションでは声を出して歓声をもらえたり、実際の体験では、皆さんが笑顔で楽しんでいる姿を見ることができて、自分もいい時間を過ごすことができました。試合で結果を残すことはもちろんですが、こういう活動でも格闘技とたくさんの人の人生にいい影響を与えられるように頑張ります!」といい、直希は「格闘技を通して誰かに元気を与えていきたいとずっと思っていて、今回はとてもいい機会になったので自分の勉強にもなりました。自分が思っていたよりもおじいちゃん、おばあちゃんが元気に動いてくれたのでとても嬉しかったです。また機会があったらやりたいです!」と継続して活動していきたいとした。