2024年12月8日(日)東京・後楽園ホール『Krush.169』の対戦カード発表会見が、11月1日(金)都内にて行われた。
Krushスーパー・バンタム級3分3R延長1Rで、晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)が対戦する。
第4代Krushバンタム級王者の晃貴と第2代Krushフライ級王者の大鹿による王者対決。晃貴は13勝(5KO)10敗1無効試合、大鹿は9勝(1KO)1敗の戦績。
大鹿はタイ修行中のため会見を欠席。「もっと試合をしたいと言った要望に応えてくださって感謝します。前回より強くなった自分を見せたい」とのコメントを寄せた。
晃貴は「7月に池田選手に負けて自分の良さを見せられなかったので、自分の良さを見せられるようにします」と意気込みを話し、大鹿については「若い選手でスピードもあって勢いもありますが、全然問題ないかなと思います」と自信を見せる。
その中でも警戒するのは「勢いですね。あの勢いに飲まれたら…でも大丈夫です」と、若さからくる勢いだとしたが、それも問題ないとした。
元王者対決であることには「自分は元とか気にしてないので。今、王者じゃないと意味がないので王者になれるように頑張ります」と、現王者でなければ肩書きは無用とする。
宮田充Krushプロデューサーからは「晃貴選手は踏ん張りどころ」との言葉があり、記者が言い間違えて「崖っぷち」としてしまったところ、「崖っぷちだと思います(笑)」と返した晃貴。「でもここで勝って、前回・前々回に負けた相手にこれからやり返していきます。今まで負けた選手にですね」と、ここで弾みをつけてリベンジロードを突き進みたいとした。
どういう戦いを見せたいかとの問いには「自分の良さを出せれば全然王者になれるので、その良さを出せるようにします」と、自分の良さを全開に出したいという。そのために「スパーとか数をこなしていますね。新体制になって成長できると思うので」と、卜部功也が新代表となる新生KRESRで腕をさらに磨いていきたいとする。
では、その良さを出せない時がある理由はと聞かれると「リキんだり、考えすぎたりすると自分の良さを出せないので。前回の試合も考えすぎてしまったので、気を抜かず、自分の良さを出せるようにしたいですね」と原因は把握しているという。
晃貴もバンタム級から上げてきたが、大鹿はフライ級から2階級上げての2試合目となる。その階級アップについて「階級は一階級でも違うので、二階級上げて凄いとは思いますが、そんなの関係ないので。パワーもスピードも全部圧倒して勝ちます」と、階級を上げるのは甘くないことを思い知らせるとした。
そして最後には「自分がこの試合でKrushをしっかり見せるのでご注目お願いします」と、これがKrushという戦いを見せると宣言した。