Krush.1822025年11月29日(土)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント第2試合【ナグモクリニック PRESENTS】Krushライト級タイトルマッチ 3分3R延長1R〇大岩龍矢(team VASILEUS/王者)判定3-0 ※30-28、29-27、30-27×篠原悠人(DURGA/挑戦者)※大岩が初防衛に成功。
大岩は幼少期に空手を学び、中学・高校時代はラグビーで活躍して愛知県代表にも選ばれたアスリート。大学在学中にキックボクシングを始め、卒業後にプロデビュー。重いパンチを武器にスタウロス・エグザコスティディスと芦澤竜誠らに勝利。2021年11月には第4代Bigbangライト級(-61.23kg)王座に就いた。
2023年は6月に横山朋哉に判定負けしたが、12月にライト級に階級を上げると篠原悠人を初回でKO。2024年2月には弘輝に判定勝ちし、7月のタイトルマッチで伊藤健人に判定勝ちして王座を奪取した。しかし、11月の王者第一戦でトーマス・アギーレに延長戦の末に判定負け。2025年7月の再起戦では西本竜也を左フックでKOした。戦績は27勝(10KO)11敗。 篠原は幼少期から空手・キックボクシングを学び、2015年にK-1甲子園優勝。2016年4月にプロとしてK-1デビューを果たすと、2018年8月に第6代Krushスーパー・ライト級王座に就いた。12月にはライト級世界最強決定トーナメントの1回戦でゴンナパーに勝利して名を挙げて準優勝。2023年12月に大岩龍矢、2024年10月に古宮晴に連続KO負けを喫したが、2025年5月に三宅祐弥をKOして再起。9月には瑠久を1RでKOした。戦績は20勝(8KO)9敗。
1R、開始直後にいきなり後ろ蹴りを放つ篠原、大岩はかわす。篠原はスイッチを多用してジャブ、大岩は右ストレートを打ち込んでいく。篠原はジャブから左ボディ、右アッパーは空振り。大岩が踏み込んでのワンツー、前へ出ると右インロー。
篠原がワンツー、左三日月。大岩が右ストレートを打つと左ボディを返し、さらに右カーフで大岩のバランスを大きく崩す。ここでパンチをまとめる篠原。手数と攻めた印象で篠原のラウンドか。
2R、大岩が入ってくるところにパンチ、ヒザを合わせる篠原。しかし、大岩の強烈な右フックがヒザを蹴ろうと片足立ちになった篠原にヒットし、ダウンを奪う。篠原はパンチとヒザでボディを攻め、右ストレートを直撃させたが大岩はふらついただけですぐに立て直す。
右カーフを蹴る大岩が入ってくるところにヒザを合わせる篠原。大岩は篠原のジャブ、ストレートをしっかりとブロックして右を返す。篠原は左ボディを打つ。
3R、大岩は前に出てくる篠原に左インロー、右カーフ。篠原も右カーフを蹴り、左ボディ。篠原はサウスポーから左ストレートを叩き込むが、大岩は右ストレート、右ボディを返す。篠原の右カーフには大岩が右ストレート。篠原はノーガードになって左フックの大振り。大岩は右ストレート、疲労が見えて雑になった篠原に右を連続ヒットさせた。
判定は3-0で大岩が勝利、初防衛に成功した。篠原はがっくりと肩を落とした。するとさっそく児玉兼慎がリングインし、大岩を挑発したがすぐにリングを降りていった。
大岩はマイクを持つと「今日倒せるところで倒せなかった自分の弱さがあるんですけれど、応援に来てくれる仲間が嬉しいです。ただ他の選手を応援に来ている人が帰ってしまうのを寂しく思っています。1日1日必死で生きてます。そういう選手がいるKrushのファンになって欲しいです。だから今日、応援に来てくれた人たち、明日頑張る勇気とか気持ちがあったら凄く嬉しいです。僕は次、K-1のベルトを巻きたいと思っています。34になるのでそんなに時間がないんですよ。僕は勝てると思っています。だからK-1王者になります」と、Krushの“箱推し”になって欲しいという訴えと、次はK-1王者を目指すと宣言した。
[nextpage]
▼ダブルメインイベント第1試合【株式会社ランドハウジング Presents】Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ 3分3R延長1R〇璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス/王者)判定3-0 ※30-27×2、30-28×村田健悟(ALONZA ABLAZE/挑戦者)※璃明武が4度目の防衛に成功。 璃明武は2021年8月に「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」を制して王座に就いた。2022年2月に「第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」準決勝で金子晃大に敗北。2024年7月に開幕した「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」では準決勝に進出も、金子に判定2-0で惜敗。12月は大久保琉唯に判定で敗れた。2025年3月、池田幸司を延長戦で破り、3度目の防衛に成功している。戦績は15勝(6KO)5敗。 村田は3歳で空手を始め、全国・国際大会で優勝。K-1アマチュアでも結果を残して2023年6月にデビューすると、2025年7月の内田晶戦まで8戦全勝(4KO)の快進撃。いま最も注目されるホープの一人だ。
1R、左インローの蹴り合いから璃明武が右ボディストレート。さらにジャブと右カーフの蹴り合い。両者ともかなり速いテンポで攻撃を繰り出す。璃明武はジャブから右ボディストレート、村田は入り込んでの左ボディ。
ジャブを突いていく璃明武に村田は左ミドル。互いにジャブを突いてローを蹴るが、両者ともローブローが続く。璃明武の左ミドルに村田は左ボディ。璃明武から左ハイ、ヒザで前に出る璃明武だが、村田は左右フック&ボディで押し戻す。
2R、璃明武は左インローを3連発から左ハイ、左ミドル。左インローと右ローを蹴ると、村田はワンツーで前へ出る。すぐにローを蹴り返す璃明武。右ボディストレートを打った璃明武はガッツポーズ。さらに左右ボディ連打を見舞うと村田は胴廻し回転蹴りだが不発。
ここでボディで攻め込む璃明武が左右ボディとヒザ、密着するようにしてコーナーで村田に連打を見舞う。村田もボディの連打と左フックで反撃。村田のボディ連打にはヒザを返す璃明武。ヒザ、前蹴りと村田のボディを徹底的に攻める璃明武。
3Rも頭と頭を押し付け合うような接近戦でボディを打ち合う。璃明武は細かい連打とヒザ。村田は右目上から出血、それを見た璃明武はジャブと右ストレートで傷口を狙う。
またも接近戦でボディを攻める村田だが、璃明武はヒザ、左ミドル。頭を押し付けた状態でヒザを突き上げる。ボディを打たせて顔面に連打を見舞う璃明武。ワンツーの連打を当て、一度離れて村田が追ってくるところを左右連打で迎え撃つ。試合終了のゴング直後、村田はアツくなったのか璃明武に攻撃をしてしまった(試合後、宮田Pが確認したところ「ゴングの音が聞こえなかった」と言っていたという。映像を見て検証するとのこと)。
璃明武が判定3-0で盤石の強さ・上手さを見せつけての勝利。
マイクを持った璃明武は「4度目の防衛成功することが出来ました。いろいろな人に支えられてリングに上がれて、たくさんの人に試合を見てもらえて光栄です。来年中に必ずK-1王者になるのでよろしくお願いします」と、2026年に必ずK-1王座に就くと宣言した。
[nextpage]
▼第7試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R×心直(REON Fighting Sports GYM)判定0-3 ※28-30、27-30×2〇大平 龍(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ) 心直はJ-NETWORKフライ級新人王を獲得後、KNOCK OUT、REBELS、シュートボクシングに参戦。2022年12月のKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦では無敗のホープ乙津陸を判定に破り王座に。しかし、2023年8月のKNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦では乙津にリベンジを許した。9月からはK-1 GROUPに参戦し、池田幸司と壬生狼一輝にKO負けを喫したが、2024年7月に矢島直弥をKOして初勝利。10月は林佑哉にKO負け、2025年6月は悠斗に判定負け。戦績は9勝(2KO)14敗2分。 大平は九州のKPKBでの活躍が宮田充Krushプロデューサーの目に留まり、“九州の武尊”として2024年10月にKrush初参戦を果たすがKO負け。2025年7月のK-1福岡大会では稟翔にKO勝ちしている。戦績は4勝(2KO)5敗。
1R、大平が左カーフで先制。サウスポーの心直はジャブ。左ミドルを蹴る心直だが、大平が左ミドルの蹴り返しで快音を響かせる。左インローを蹴る心直に大平はワンツー、飛び込んでの右。左カーフを狙い撃ちにする大平に心直は左ミドル、左インロー。
心直の左ストレートをかわした大平が左フック、さらに左右フックで畳みかけて心直を防戦に追い込み優勢を印象付けた。
2R、至近距離から飛びヒザを放つ心直、大平は右フック。大平の左カーフ2連発をもらった心直は後退、大平は飛びヒザで追いかける。さらに右インカーフも蹴ってパンチにつなぐ大平。心直の劣勢が続く。前足への前蹴り、右ミドルからの右ストレートを繰り出す大平は、足払いで心直を転倒させる。
3R、左カーフを蹴る大平に心直は右横蹴り。右インカーフや前足への前蹴りで崩してからパンチで入る大平に、心直は左ミドルで対抗。しかし、大平の右ストレートもらう。大平は左アッパーからの右ストレート、コーナーに詰まる心直は前蹴りで抵抗。
左カーフに足が流れる心直へ、大平は左ハイ。右ストレートをもらって表情を歪める心直へ左ボディ。下がる心直をパンチで追っていく大平。心直も左ストレートで応戦したが、大平が圧をかける展開が続いた。
判定は3-0で大平の勝利となった。
[nextpage]
▼第6試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R〇長野 翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)判定3-0 ※30-29×2、30-28×菊地海斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 長野は2022年8月にデビュー。2024年10月、安尾瑠輝との再戦に勝利して2025年1月に大夢とのKrushフライ級タイトルマッチが決まっていたが、感染症により無念の欠場。2025年5月にバンタム級に階級を上げて再起戦を行ったが、白幡裕星に判定2-1で惜敗。7月のK-1では石郷慶人に判定勝ちで戦績を8勝2敗とした。 菊地は2023年6月にKrushでプロデビュー。4戦目で吉川仁清にKO負けで初黒星を付けられたが、2025年6月にKNOCK OUTの柿﨑瑠を延長戦の末に破って名を挙げた。戦績は4勝(1KO)1敗。
1R、右カーフの蹴り合い。長野は左の蹴りからワンツー、菊地は長野の打ち終わりに右を返す。長野のワンツーがヒット。菊地はフェイントをかけていくも攻撃が出ない。
2R、菊地の右カーフとジャブに、長野もジャブから左ストレート。長野の直線系のパンチが菊地の顔面をたびたび捉える。ジャブを当ててペースを握る長野、菊地は左フックを打つもブロックされる。長野のジャブが次々ヒット。
3Rは菊地もジャブ、長野はワンツー。ジャブ、右アッパー、右ストレートと細かく当てていく長野。菊地は左ボディをヒットも長野がすぐに左フックを打ち返す。ワンツーから意表を突く胴廻し回転蹴りを放った長野だが、これは菊地がしっかりとブロック。左ボディと左右フックの菊地に長野は右ストレートを打ち返す。菊地のワンツーをかわして右をリターンする長野。
判定3-0で長野が勝利した。
[nextpage]
▼第5試合 Krushライト級 3分3R延長1R×友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)延長R 判定0-3 9-10×3〇堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)※本戦の判定は26-25、26-26×2。 友尊は2011年7月にキックボクシングのNJKFスーパーフェザー級王座を獲得。その後、プロボクシングに転向も2017年8月のKrushでキックボクシング界に復帰。この試合で引退することを発表した。戦績は18勝(11KO)12敗。 堀井は2019年3月にK-1 JAPAN GROUPに初参戦、1Rにダウンを奪われながらも3度のダウンを奪い返して1R2分46秒でKO勝ち。その試合のインパクトもさることながら、もっと話題を集めたのは試合前の個性的すぎる“メンチ切り”だった。堀井が「フラッシュバック」と命名したこのメンチ切りは、相手に背中を向けてエビ反りになって相手を睨みつけるというもの。戦績は8勝(6KO)9敗3分。
1R、サウスポーの友尊は右カーフを蹴り、右フックを繰り出すと堀井がいきなり突進して右で襲い掛かる。堀井は左右フックを繰り出すが、友尊が左フックでダウンを奪う。
左ローを蹴った友尊が堀井の左フックでプッシュされて転倒、これがダウンとなる。前へ出て左右フックを繰り出す堀井に友尊は左右フックと左ボディ、ショートアッパー。堀井は右インカーフ。友尊も左インローを蹴り返す。左フックを顔面とボディへ打って行く友尊。
2R、友尊は左インローを連発、堀井は右ストレートからいきなり前に出る。堀井は組んで友尊をコーナーへ押し込むと右ストレートでダウンを奪う。右目上から流血する友尊。
左右フックを当てる友尊だが、堀井のカーフでバランスを崩す。それでも左フックでダウンを追加する友尊。左でヒットを奪っていく友尊に、堀井もすぐに打ち返す。
3R、友尊の左インローに堀井は右インロー、両者とも足が大きく流れる。左右フックと左ボディの友尊に右フックを返す堀井は「来いっ!」と手招き。左右フックとボディの友尊。
本戦の判定はドローとなり、延長戦へ。堀井が右を思い切り放って前へ出る。友尊にコーナーを背負わせる堀井だが、印象的な一発がない。疲れが見える友尊だが、前へ出てくる堀井に左フックと左ボディ。堀井が右ハイを放つと歓声が沸く。最後まで前へ出ていった堀井に、友尊はコーナーへ詰まる。
判定は3-0で堀井の勝利。友尊と抱き合って健闘を称え合った。
[nextpage]
▼第4試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R×健介(Jay's Box)判定0-3 ※26-27×2、26-28〇川森悠人(K-1 GYM BLOWS)
1R、サウスポー同士。ショートの右フックをヒットさせた健介は前へ出ていき左カーフ、左ストレート、右インロー。川森はワンツーも健介のショートの左フックと右フックを被弾。これを狙って前へ出た健介だったが、入り込んで打とうとしたところに右フックをもらってダウンした。
2R、左カーフと右フックで前へ出る健介に再び右フックを狙う川森。ならばと健介は左ストレート。互いに危険な距離でフックを打ち合う両者。健介がヒザと右ミドルで攻め込んだところへ、川森が左ストレートを打ち抜いてダウンを追加する。しかしその直後、健介が左ストレートでダウンをひとつ奪い返した。左右フックで攻める健介。
3R、打ち合いに行った健介だが、ロープを背負った川森の右フックカウンターをもらってダウン。しかし、インスタントリプレイでの審議となり、試合は一時中断。検証の結果、右フックの前にバッティングが発生しており、このダウンは取り消しとなった。
再開すると左右フックで攻め込む健介に川森も打ち合い、互いに危険な距離でフックが交錯する。健介が左フック、右フック、左ストレートとヒットを奪い試合終了。
ダウンを2度奪った川森が判定3-0で勝利した。
[nextpage]
▼第3試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R×長野龍生(ALONZA ABLAZE)不戦勝〇龍翔(EX ARES)※長野は脱水症状で計量に参加できず、龍翔は計量をパスしたため。龍翔のコメント「試合なくなってしまっていつも応援してくれる皆さんと楽しみにしていてくれた皆さん、すいませんでした。長野選手、機会があればまた戦いましょう。来年、Krushフェザー級のトップ戦線に食い込めるようにもっと強くなってきます」
[nextpage]
▼第2試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R〇遥心(K-1ジム総本部チームペガサス)判定3-0 ※30-27×3×一志(拳心会)
1R、サウスポーからの左ミドルを蹴る遥心に一志も左ミドルを返す。左ミドルで快音を響かせた遥心は、そこからパンチを打ってきた一志に左ストレートでダウンを奪う。
立ちがるとすぐに打ち合いとなるが、ワンツーの左ストレートでダウンを追加したのは遥心。左ミドル、左ボディ、左ストレートと攻める遥心は一志がロープを背負うと左ミドル、ヒザ、左ミドルとボディ攻め。左ローを蹴る遥心に一志は右ストレート。このラウンドを一志が耐えた。
2R、遥心の左ミドルに一志は右ミドルをリターン。ショートの左を当てた遥心は左の三日月、一志もすぐに前へ出て右ミドルを蹴る。左ミドルから左ヒザを2発入れる遥心。一志は遥心の攻撃と同じような攻撃をそのままリターンする。
3R、遥心は左三日月と右カーフ、一志は前へ出て左右フックだが手数は少ない。左右フックを至近距離で連打する一志に遥心は左ローと左ヒザ。遥心の左ローがローブローとなって中断。再開後、至近距離での左右フックを振る一志に、遥心はショートアッパーを繰り出した。
判定は3-0で2度のダウンを奪った遥心が制した。
[nextpage]
▼第1試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R〇豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM/K-1カレッジ2019 -60kg王者)KO 2R 1分22秒 ※左ヒザ蹴り×光佑(WSRフェアテックス三ノ輪)
1R、サウスポーの豊田は前へ出ようとする光佑に左ミドルを蹴っていく。左ミドル、左インローで自分の距離を保つ豊田に光佑はなかなか入れない。光佑も右ミドルを蹴るが、豊田の左ミドルにコントロールされ、入り込めない展開が続いた。
2R、豊田の左ミドルに今度は右ローを蹴り返していく光佑。すると豊田は右フックからの左ミドル、左ミドルからの左ストレートと攻撃を変える。さらに左ミドルと見せかけての左テンカオを突き刺すと光佑はダウン。そのまま立ち上がることが出来ず、豊田のKO勝ちとなった。
豊田はマイクを持つと「まさかKOすると思っていなかったので何を言うか考えてないです。ここから豊田優輝全開で頑張っていくので一戦一戦勝って行きます」と語った。
[nextpage]
▼プレリミナリーファイト第3試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R×安 晟太(サクシードジム team EXCEED/K-1カレッジ2021 -60kg王者)KO 2R 2分35秒 ※右ストレート〇瑠唯(リーブルロア)
1R、右カーフを蹴る安に右を狙う瑠唯。コーナーへ詰めて連打しようとする安に瑠唯も右ストレートからの左フック。瑠唯は前へ出てくる安の前足へ前蹴り、安は右カーフを蹴って右を打つ。 右ストレートのカウンターをヒットさせた安がダウンを奪い、ワンツーの連打で仕留めに行くが瑠唯はブロックを固めて耐えた。
2R、前に出てくる安に右を狙っていく瑠唯だが、コーナーへ詰められてヒザの連打、そして右カーフの連打でダウンを奪われる。瑠唯は下がりながらも右ストレート、左フックで抵抗。 瑠唯の右フックと左ミドルが安の動きを鈍らせ、右カーフを蹴られながらも前へ出ての連打で安にロープを背負わせる。右ストレートを打ち抜き、安がダウン。レフェリーがストップし、瑠唯の逆転KO勝ちとなった。
[nextpage]
▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushフェザー級 3分3R〇岩上行統(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)KO 2R 2分14秒 ※左フック×北川原稜磨(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
1R、右カーフの蹴り合いから岩上がジャブ、右のカウンターをヒットさせると一気に前へ出て右ストレートでダウンを奪う。ワンツーと左ミドルの岩上に左右フックで応戦する北川原。 ワンツーの右を当てて行く岩上に北川原は鼻から出血。ジャブを突き刺し、ワンツーにつなげる岩上に北川原はパンチを被弾しながらも左右フックを打ち返す。
2R、左右フックで前に出る北川原に岩上は左ミドルをしっかり当ててジャブを突き刺す。右カーフと右ストレートも。岩上の左ミドルからの右の連打で崩れ落ちる北川原。立ち上がった北川原に岩上が左フックを浴びせ、倒れたところでレフェリーがストップした。
[nextpage]
▼プレリミナリーファイト第1試合 Krush女子アトム級 2分3R×藤井杏朱(Ωmega KICKBOXING GYM)判定0-3 ※28-30×2、29-30〇MOMOKA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
1R、前蹴りからワンツーで前へ出る藤井にMOMOKAも前へ出るがホールディングとなる。MOMOKAの右オーバーハンドがヒットすると、藤井は顔面前蹴りで反撃。この前蹴りを多用する藤井はMOMOKAの前進をストップする。
2R、右オーバーハンドで前に出るMOMOKAに今度は藤井がホールディング。藤井の前蹴りをかわして右オーバーハンドを打つMOMOKA。ホールディングが目立つ藤井にMOMOKAは組まれながらも左右フックを連打する。
3R、左右フックのMOMOKAにワンツーで対抗する藤井。ワンツー・スリーも打ち込んでこのラウンドはパンチを多用する。出会い頭に右フックを当てるMOMOKAに組んでしまう藤井は警告が与えられる。最後はMOMOKAが組んだ藤井を組み倒して終了。
判定3-0でMOMOKAの勝利となった。