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インタビュー

【KNOCK OUT】久井大夢、初の八角形リングで「やっぱりKO、魅せる試合が一番」次は12月に「負けた相手にはリベンジしないとアカン」

2024/10/30 22:10
【KNOCK OUT】久井大夢、初の八角形リングで「やっぱりKO、魅せる試合が一番」次は12月に「負けた相手にはリベンジしないとアカン」

初の八角形リング、初の会場、初の配信大会でメインを務める久井(C)KNOCK OUT

 2024年11月2日(土)福島・KNOCK OUT TRAINING CAMP 常葉『D.ダイバー presents THE KNOCK OUT FIGHTER』にて、ロムイーサン・TIGER REON(タイ/REON Fighting sports GYM)とKNOCK OUT-RED -60.5kg契約3分3R延長1Rで対戦するKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級&ライト級王者・久井大夢(TEAM TAIMU)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 新施設「KNOCK OUT TRAINING CAMP常葉」のこけら落としとして配信(KNOCK OUT公式YouTubeチャンネルU-NEXT格闘技公式YouTubeチャンネルにて無料生配信)で行われる初の大会で、今年7戦目に臨む久井だが、勝利の先にはリベンジマッチを見据えていた。

コーナーがなくなるので詰めにくそう


【写真】KNOCK OUT TRAINING CAMP常葉に設置された八角形リング

──今回は配信用の大会なので無観客になります。そこはどう思っていますか?

「自分的にもやっぱり初めてなので、何かワクワクするというか、『どんな感じになるんやろう?』というのが自分でも楽しみですね。セコンドの声とかは聞こえやすいのかなと思いますけど」

──同時に観客の声援もないということになります。普段の試合では、お客さんの歓声に乗せられたり、影響される部分ってありますか?

「試合が始まるまで、名前を呼ばれてたりしていてもあんまり気にならないですね。試合が始まったら相手に集中しているので、お客さんがいてもいなくても関係ないかなと思ってます」

──改めて、今回対戦するロムイーサン・TIGER REON選手の印象は?

「前回、福岡で対戦したペップンソン・フォームドジム選手は、パンチャーかと思っていたら、結局、そこまでではなかったんですけど、その時の試合前に思っていたような感じかなと思ってます。どちらかというとパンチ重視というか。ペップンソン選手よりはパンチで出てくるのかなと」

──その中で警戒しなきゃと思っている部分は?

「パンチはけっこう重そうやなというのと、あとはヒジですね、タイ人なので。あと首相撲も注意点ですね」

──これでタイ人選手との対戦も4回目となります。タイ人だからどう、というのは意識としてありますか?

「もう3試合やったので、タイ人だからというのはそこまでないですね。慣れてきたかなと思います。でもタイ人との試合の時は、ヒジをかなり警戒しないといけないので、そこは日本人との試合とは違いますね」

──首相撲についてはどうですか?

「首相撲は広島のTRASHというジムに行かせてもらって、そこでやっている練習が生きてきていると思います。TRASHでやっていることが、自分の首相撲の源だと思うので」

──今回はどういう試合をして、どう勝ちたいですか?

「やっぱりKO、魅せる試合が一番ですね。初めての大会で、初めての場所でやることやし、そこでメインでやらせてもらうっていうことは、そういうことやと思うので、倒したいですね」

──今回、8角形のリングでの試合になります。そこは?

「やってみないと分からないところはありますけど、コーナーがなくなるので、詰めにくそうですよね。コーナーに追い込めないというか。ただ、リングで練習することも少ないので、そこもやってみてという感じです」

──8月のチョット・サレイヴァントン戦はいい形でKOできて、9月のペップンソン戦では「あれに負けない試合を」と話していました。ペップンソン戦は、そこを意識したところが大きかったですか?

「『倒す』ということにはだいぶこだわってやってたんですけど、倒せなかったですね。倒そうと意識しすぎたところもちょっとあったかもしれないです。相手が思ってたより出てこなかったというのもあって、やりづらいわけではなかったですけど、相手を崩せなかったですね」

──倒したいという気持ちがより強かったと思うんですが、そのための焦りというのは?

「3Rはけっこう『倒さな、倒さな』というのはあったし、そういう意味では焦りはあったんかなと思いますね」

──他の選手とかからも「倒そうと思うほど空回ってしまった」という話を聞くことがありますが、そんな感じもありましたか?

「そうですね。やっぱり冷静にやってる選手が一番強いと思うので、冷静にいつもの動きができている方が、焦って戦うよりは絶対いいと思います」

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