▼ライト級 5分3R
〇ポール・ヒューズ(アイルランド)13勝1敗 155.8lbs/70.66kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×AJ.マッキー(米国)22勝2敗 155.8lbs/70.66kg
MMA22勝1敗のマッキーは、元Bellatorフェザー級世界王者。日本のDRAEMにも参戦した父アントニオ・マッキーのコーチの下、2015年4月の『Bellator136』で20歳でプロMMAデビューを果たすと、2021年7月にパトリシオ・ピットブルに1R 一本勝ちで、18連勝でフェザー級王座戴冠。
2022年4月の再戦で判定負けするも、以降、スパイク・カーライル、ホベルト・サトシ・ソウザ、シドニー・アウトローを相手に3R 判定勝ち。2024年2月の『PFL vs. Bellator: Champs』では、2023年PFLライト級トーナメント準優勝のクレイ・コラードにも腕十字で1R 一本勝ちし、現在4連勝中の29歳だ。
対するアイルランドのヒューズはMMA12勝1敗の27歳。現在、6連勝中で英国Cage Warriorsでウェルター級王座に就くなど5連勝後、2024年6月の前戦では太田忍も出場した『Bellator Champions Series』地元ダブリン大会でBellatorに初参戦し、ライト級でボビー・キングに2R TKO勝ちしている。
6KO・TKO、3一本勝ちのフィニッシャーでオーソからアップライトの構えで右ストレートのみならず左前手のフック、左右ハイキックも武器に、テイクダウンからのパウンド、寝技も厭わないアグレッシブファイターだ。
All action thus far in the 1st round!
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1R、サウスポー構えのマッキー、左ミドルを掴みに行くヒューズ。足を抜くマッキーはワンツー。ヒューズは左サイドキックも、そこに右を合わせるマッキーは左ハイからワンツーで詰める。体を入れ替えるヒューズは跳びヒザ!
さばくマッキーは右で差して押し込みダブルレッグ。差し上げるヒューズは四つに戻して体を入れ替えるとまたも跳びヒザ。これも防いで四つから崩しも、上になるのはヒューズ。足を効かせるマッキーにパウンドで飛び込み。足関節狙いのマッキーを潰して背中を着けさせる。
体を離して中腰からパウンドするヒューズ。マッキーの草刈を外してパス狙いに、マッキーもレッスルアップ。ヒューズは立ち際に右ヒザを突くと、さらに跳びヒザから右を当て崩れながらもマッキーは足を手繰り、ゴングが鳴らされるもレフェリーは気付かず。ヒューズががぶりのままゴング。ヒューズのラウンドに。
Hughes times the knee AGAIN!
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2R、左関節蹴りを突くヒューズ。マッキーは右の高いサイドキック、後ろ蹴りもさばくヒューズ。。マッキーは右ローを当てる。左ストレートから左ミドルハイをガード上に当てるマッキー。右ストレートから右バックフィストも空振り。
右カーフを当てるマッキーだが、左で差して押し込むヒューズ。体を入れ替えたマッキーはヒザを突くと足を取りに行くが差し上げるヒューズ。四つに戻すと体を入れ替え右テンカオ。ここはかわしたマッキーはワンツーの左。
PAUL HUGHES DROPS MCKEE AT END OF THE 1ST!!!
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右ボディフックから左顔面を突くヒューズ。左サイドキックで前に。マッキーの右サイドキックがローブローに。中断。再開。
マッキーの左サイドキックに右を突くマッキー。ヒューズはワンツーを突いてヒザでバランスを崩したところに組んだマッキーはがぶりから足を小外でからめて崩して四つんばいのところにヒザを突くもヒューズは片ヒザ着き。前半の手数はマッキーも、中盤からはヒューズのラウンドに。
BIG ROUND FOR PAUL HUGHES! 🤯
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3R、中央を取るヒューズ。マッキーのサイドキック、後ろ蹴りをかわすが、前に出るマッキーは金網詰めてシングルレッグからバッククリンチ。しかし正対際で足を取ってテイクダウンのヒューズ。
すぐに立ち上がるマッキー。ワンツーをかわされるも小外から崩してサイドバック狙い。しかしヒューズは中腰から立ち上がり。バッククリンチから正対したヒューズは左右連打。ワンツーからヒザに繋ぐと、マッキーのハンドスピードが落ちたところに右ストレート。左ミドルのマッキーだがケージ背に。マッキーはダブルレッグもスプロールでがぶるヒューズ。ここでドライブしてバッククリンチのマッキーだが、正対したヒューズは左右からヒザまで繋ぎゴング。
判定はスプリットに割れたもののヒューズが勝利し、7連勝に。試合後、ヒューズは「ジャッジにはヒヤヒヤしたよ。まだまだ若い俺が勝てたんだ。もっと勝つ。AJ相手にここまで攻める相手がいたかい? 次はウスマン・ヌルマゴメドフだ。待ってろ!」と咆哮した。