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【PFL】ガヌーが2年10カ月振りMMA復帰でフェレイラをパウンドアウト! サイボーグが5つ目のベルト獲得、エブレンがBellatorミドル王座防衛、AJ.マッキー敗れる! スタッツが3R一本勝ち

2024/10/20 04:10

▼Bellatorミドル級選手権試合 5分5R
〇ジョニー・エブレン(米国)184.7lbs/83.77kg
[判定3-0] ※48-47×3

×ファビアン・エドワーズ(英国)184.9lbs/83.86kg
※エブレンが3度目の王座防衛

 Bellator世界ミドル級王座戦では、王者ジョニー・エブレン(184.7lbs/83.77kg)と挑戦者ファビアン・エドワーズ(184.9lbs/83.86kg)が再戦に臨む。

 2023年9月の『Bellator 299』の再戦。そのときは王者エブレンが右フックでエドワーズからダウンを奪いパウンドで3R TKO勝ち。2度目の王座防衛に成功した。試合後にエブレンは、ファビアンの兄の元UFC世界ウェルター級王者レオン・エドワーズと口論を繰り広げている。2024年2月の前戦では現在PFLライトヘビー級決勝に進出しているインパ・カサンガナイの右アッパーにダウンを喫したものの後半に盛り返しスプリット判定勝ち。15勝無敗の32歳。

 ファビアン・エドワーズは、Bellator同級1位。2022年5月の リョート・マチダ戦での1R 左ストレートでのKO勝ち後、チャーリー・ウォード、ゲガール・ムサシにいずれも判定勝ちでエブレンが持つミドル級王座に挑戦も3R TKO負け。2024年3月の前戦でアーロン・ジェフリーに判定勝ちで再起を遂げている。31歳。

 1R、サウスポー構えのエドワーズに、オーソのエブレンは右ミドルキック、左ローも。エブレンも右カーフ。エブレンの右ハイに左ストレートを狙うエドワーズ。右ストレートを打ち込むエブレン。右ハイも。

 エドワーズの左の蹴りに右を合わせるエブレンはワンツーを当てて前にシングルレッグから押し込み左で差すも突き放すエドワーズ。

 右を振ってダブルレッグテイクダウンもすぐに立つエドワーズ。ボディロックから3度投げるエブレンだが、エドワーズは立ち上がり。バッククリンチからヒザ突き、崩してヒジも金網背に立つエドワーズ。エブレンのラウンドに。

 2R、圧力強めるエドワーズはインロー、アウトロー。エブレンも中央を取り直し、右を突いてケージに詰めてシングルレッグ。横に崩して中央に引き出してテイクダウン! Zガードで足を伸ばすエドワーズに背中を着かせてハーフの中に。半身になるエドワーズの腰を抱き、細かいパウンド。背中を見せて立つエドワーズのバックをクラッチしたまま投げて手を着かせるエブレン。

 立ち上がるエドワーズを持ち上げて投げるが、すぐに立つエドワーズはクラッチを切って正対。エブレンは離れ際に右ヒジ。

 スタンドで詰めるエドワーズ。左ヒジはまだ遠い。エブレンの右ストレートに左アッパーは空を斬る。エブレンのラウンド。

 3R、左インローのエドワーズ。右ミドルハイを返すエブレン。喧嘩四つのジャブの刺し合い。またもシングルレッグでテイクダウンを奪うエブレン。立ち上がり向き直ってスタンドに戻したエドワーズは左三日月蹴り。しかし、圧力をかけるエブレン。エドワーズはワンツースリーで下げさせて跳びヒザも、さばいたエブレンが組んでケージまでドライブ。押し込みヒザを突きゴング。エブレンのラウンド。

 4R、左前蹴りのエドワーズ。右ヒザで前に出るエブレン互いに左カーフ、前蹴りを腹に突く。徐々にエドワーズを下がらせるエブレンはシングルレッグテイクダウン! これまでより踏ん張りが効かないエドワーズにサイドを奪うエブレン。エドワーズもスクランブルで背中を見せて立ち上がり。

 再三リフトして四つん這いにさせるエブレン。エドワーズのスイッチ狙いも潰して背後からクラッチし、崩しを続ける。「ワークトゥフィニッシュ」のレフェリーの声にクラッチを外してワンツーを打ったエブレン。エドワーズも打ち返すが時間が足りない。エブレンのラウンドに。

 5R、前に出るエドワーズはエブレンの右にサウスポー構えからワンツーの左もアイポークに。中断。

 再開。エブレンの右ハイに左ストレートを狙うエドワーズだが、左前蹴りがファーフカップの上に。中断、再開。

 詰めるエドワーズにエブレンはダブルレッグも切るエドワーズ。左三日月蹴りを連打。さらに左ストレート。手数が出ないエブレンは右を振って組むが、切るエドワーズ。左前蹴りを3連発! エブレンはシングルレッグを2回。切ったエドワーズはラッシュに。

 エブレンは右を返すも、エドワーズは左を突いて左ヒジ連打! しかしエブレンも体を入れ替え、ついにシングルレッグをケージまでドライブ。クラッチさせないエドワーズが差し上げる。

 スタンド、左前蹴り、左ヒザを突くエドワーズは打撃で攻勢に。左ヒザを突き、前蹴り。クリンチボクシング。ここで四つに組んだエブレンが押し込みゴング。エドワーズのラウンドに。

 両者がその場で座り込んだ。判定は48-47×3でエブレンが王座防衛。

 自身の強みを5Rやり切って16勝無敗としたエブレンは「最後の5分はちょっと記憶がない。ファビアンは強かった。もっといい方法があったかなと思う」と反省しきりだった。

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