ムエタイ
レポート

【BOM】YOHANが悶絶KO勝ちでBOM王座を奪取、JASMINEは世界王座獲得ならず、BOM初参戦の藤原乃愛が勝利

2024/10/13 13:10

▼第3試合 BOM女子アトム級(46.26kg) 2分3R
〇藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)
判定2-0 ※29-28、28-28、30-29
×ミンタ・ノーアヌワット(タイ)


 藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。昨年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。


 今年6月にはタイ・ カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。前戦となった9月20日ラジャダムナンスタジアムで開催された「RAJADAMNERN KNOCK OUT」でも完勝し、現在7連勝中。BOMには初参戦となる。


 今回対戦するミンタは、藤原も定期参戦しているFairtex Fightを主戦場にし、RWSにも出場しているタイ東北地方48kg王者。2023年11月のBOMに来日し、メインイベントで伊藤紗弥と対戦も2RにKO負けを喫した。


 1R、お互いに蹴り合って様子を探る中、藤原は相手の喉に突き刺すような前蹴りでミンタを驚かす。


 2Rゴングと同時に、藤原は左ミドル連打、前蹴りと連続で攻撃をお見舞い。下がるミンタに積極的に首相撲を仕掛けてヒザも当てていく。


 3Rも首相撲の攻防でヒザを当てる藤原は最後にパンチラッシュで追い込む。判定で藤原が勝利した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント