▼第5試合 フェザー級ワンマッチ MMAルール 63kg以下
〇ケオン
TKO
×虎之介
ケオンは「藤田 ケオン 寿大」のリングネームでプロ修斗のリングに上がっていた。2014年2月にプロデビューし、内藤頌貴らを破り2014年のバンタム級新人王&MVPを獲得。しかし、2015年4月以降は北原史寛、オニボウズ、征矢貴らに敗れて6連敗。2016年12月が最後の公式戦となり、戦績は2勝6敗1分。BreakingDownのオーディションには3度出て、今回初出場。
虎之介は『BreakingDown 8』のオーディションから参加し、この時から朝倉未来が「この子凄いよね、ハードパンチャーで。プロでやっていった方がいい。もったいないよね、地下格闘技でくすぶってるの」と、そのポテンシャルを高く評価。『BreakingDown 8』では常連選手のとしぞうを破ったが、『BreakingDown8.5』では冨澤大智にKO負け。『BreakingDown 9』では右フック一発でフクタロスにKO勝ち、『BreakingDown 9.5』では尾田優也と無効試合に。2023年11月の「BreakingDownバンタム級王座決定トーナメント」では1回戦で冨澤との再戦に臨んだが、KOで返り討ちにあった。
2024年2月の『BreakingDown 11』で元プロボクサーのファン・ホセ・ランダエタと対戦したが偶発的なバッティングにより無効試合となり、3月の『BreakingDown 11.5』で再戦も10Rに及ぶ延長戦の末にTKO負けを喫した。「負けたら引退」を宣言した臨んだ6月の『BreakingDown12.5』で大野篤貴に敗れて引退を表明したが、今回復帰することになった。
前日計量で虎之介は64.95kgで1.95kgオーバー。虎之介が勝った場合は無効試合となる。
虎之介の右ミドルからスタート。ケオンがボディロックからテイクダウンし、サイドへつくが10秒でブレイク。虎之介が左フックから組み付いてテイクダウンに行くが、上になったのはケオン。マウントを奪い、パウンドの連打。虎之介は一方的に殴られ、レフェリーがストップに入った。
朝倉未来CEOは「面白いですね。こういう選手が出てきてくれると。MMAの試合が少なくなっていたので、こういう試合をしてくれると。また出てもらいたいですね」と高評価した。