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2024年11月23日(土)にギャラクシー・マカオに新しく設けられたギャラクシー・アリーナで開催される『UFC Fight Night: Yan vs. Figueiredo』のメインイベントが、バンタム級のコンテンダー争いに決定した。
元同級世界王者で現バンタム級3位のピョートル・ヤン(ロシア)が、元UFC世界フライ級王者で現バンタム級5位のデイブソン・フィゲイレード(ブラジル)と5分5Rで対戦する。
▼UFC世界バンタム級選手権試合 5分5R
ピョートル・ヤン(ロシア)17勝5敗(UFC 9勝4敗)
デイブソン・フィゲイレード(ブラジル)24勝3敗(UFC13勝3敗)※UFC3連勝中
ヤンは、2022年4月のアルジャメイン・スターリングとの王座戦の再戦でスプリット判定負け。同年10月のショーン・オマリーとの対戦も際どい判定負け、2023年3月には現王者が戴冠前のメラブ・ドバリシビリと対戦し、判定負けで3連敗も、いずれも強豪相手が続いていた。2024年3月の前戦では、2連勝中だった中国のソン・ヤドンに判定勝ちしている。
対するフィゲイレードは、フライ級からバンタム級に転向し、2023年12月にロブ・フォントに判定勝ち後、2024年4月にコーディ・ガーブラントに2R リアネイキドチョークで一本勝ち。さらに2024年8月の前戦では、ショーン・オマリーに挑戦したばかりのマルロン・“チト”・ヴェラに判定勝ちで3連勝。ケージの中で「次は、ショーン・オマリーvs.メラブ・ドヴァリシビリの勝者と戦いたい」と王座挑戦をアピールしていた。
元バンタム級王者と元フライ級王者の戦いは、ともに打撃巧者で組技も強いヤンと、寝技にも繋げるフィゲイレードによる、次期バンタム級王座挑戦者争いになる。
▼女子ストロー級 5分3R
ヤン・シャオナン(中国)18勝4敗(UFC8勝3敗)
タバサ・リッチ(ブラジル)11勝2敗(UFC6勝2敗)
また、コメインでは、2024年4月にUFC世界女子ストロー級王者ジャン・ウェイリーとの史上初の“中国人同士によるタイトルマッチ”で判定負けし、戴冠ならなかった現同級2位のヤン・シャオナンが、同級9位のタバサ・リッチ(ブラジル)と対戦する。元SEI☆ZAのリッチは、2024年5月にテーシャ・ペニントンに、2024年8月にアンジェラ・ヒルを相手に、いずれも判定勝ちで現在2連勝中だ。
ほかにも『ROAD TO UFC 3』トーナメント決勝4階級なども行われる同大会のカードは下記の通り。メインカードの予定開始時間は、中国標準時(CST)19時(日本時間20時)、プレリムは CST16時(日本時間17時)に開始予定。また、マカオ大会の観戦チケットは Galaxy Ticketing にて、10月11日(金)日本時間 12時から発売される。