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2024年9月29日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.48』の合同公開練習が18日、都内にて行われた。
RIZINバンタム級(5分3R)では、秋元強真(JAPAN TOP TEAM=JTT)と金太郎(アメリカン・トップチーム)が対戦する。
「早くやりたくてウズウズしています」という5戦無敗、18歳の秋元は公開練習で、エリー・ケーリッシュコーチが持つミットに、サウスポー構えから高速コンビネーションにヒザ蹴り、回転蹴りを混ぜた“ガチミット打ち”を披露。
エリーコーチからのアドバイスを「あまり言えないですけど、距離は大事にしていこうかなと思っています」と自身の距離で戦うとし、JTTでの練習を「一番練習してもらっているのが海さんなんで、海さんとやっていれば問題ないかな、という感じですね」と、バンタム級王者の朝倉海との練習で自信を得ていることを語った。また、今回の金太郎戦で朝倉海に「(セコンドに)ついてもらいます」と明かした。
「普通にやれば、自分のなかでは2RくらいでKOできるかなと思ってるんで、まあ何Rになるか分からないですけど、必ずKOしたいと思います。すごく体重も順調で調子いいので、金太郎選手をKOするところを期待してください」と気負うことなく語った秋元。バンタム級の門番を、突破するか。
秋元は、幼少期にボクシングを1年間習い、その後8年間サッカーを経験。14歳の頃、朝倉兄弟に憧れ、中学卒業を機にプロを目指しパラエストラ柏(現THE BLACKBELT JAPAN)でMMAを始めた。アマチュア6戦全勝で、プロ3連勝後にJAPAN TOP TEAMへ移籍。2024年5月には朝倉未来推薦選手として『格闘代理戦争』に出場し、アラン“ヒロ”ヤマニハに2R、右ボディを効かせてTKO勝ちするアップセットを起こした。
対する金太郎は、かつて拳を交えた堀口恭司がいるATT入りし、2024年3月に、ダイキ・ライトイヤーに判定3-0で勝利し、連敗を「4」で止めた。THE OUTSIDER出身の金太郎は、時を経て、31歳になり、朝倉兄弟門下生となった新鋭を下す壁となるか。野心に燃える十代の超新星・秋元強真を技術と経験で圧倒し、完全復活を遂げたいところ。
対する秋元は、金太郎越えで朝倉海の抜けたバンタム級戦線で一躍スター選手の座に躍り出るか。