▼第4試合 キャッチウェイト(54.88kg)ムエタイ 3分R
〇イマッド・サヒ(スペイン)
KO 2R 1分40秒 ※左ミドルハイキック
×坂本 嵐(キングジム)
坂本嵐は「嵐」のリングネームでNJKF所属。5歳から名門キングジムで練習を開始した嵐は、アマチュアベルトを獲得するなど早くから才能を発揮。2023年11月30日、ラジャダムナンスタジアムにてボディストレートで初回KO勝ち。2024年2月、18歳にして初のタイトルマッチに臨み甲斐元太郎を左ミドルキックでKOして戴冠。4月の桂英慈戦はドローとなった。好戦的でボディブロー、ハイキックと多彩な技と倒せる力を併せ持つのが強みでNJKF関係者からの期待も高い。
11月10日(日)東京・後楽園ホールのNJKF主催大会にて『KICKBOXING JAPAN CUP 2024』の1回戦、自ら望んだKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)との対戦が決まっており、その前哨戦になると共に壱は7月の『ONE Friday Fights』で初参戦初勝利を収めており、嵐としては何が何でも勝ちたいところだ。
サヒはスペイン・マドリード生まれの21歳。10戦10勝と無敗でWBC Mediterraneanフライ級王座、Extreme fightersバンタム級(-55kg)王座の2つのタイトルを獲得したが、2023年8月に初来日した『RISE』で鈴木真彦にKO負けを喫した。鈴木戦では鋭く突き上げるヒザが目立ち、左右ミドルで鈴木を手こずらせた。
1R、左右ミドルを蹴って来るサヒに嵐は右ストレートを伸ばす。サヒのミドルをかわしていく嵐だが、サヒは右ミドルからの右ストレートを打ち下ろす。すぐに前へ出る嵐が左ボディ。サヒが左ミドルで反撃するとこれがローブローとなり、試合は中断。再開後、ワンツー・左ミドル、飛びヒザのサヒ。嵐はかわしていく。徹底して左ミドルを当てに行くサヒ。嵐は右ストレートを打つが左ミドルで距離をとられる。
2R、前蹴りから前へ出て行く嵐にサヒは左ミドルハイ&左ミドル。左ボディを打つがすぐに左ミドルを蹴り返される。左ミドルで右腕を蹴られまくる嵐は、サヒが前へ出て来るところに右ストレートを合わせに行くが、サヒの右フックをもらい、続く左ミドルハイはガードしたが右フックが効いていたかダウンを喫する。