10月大会は地上波での視聴率を狙ってオールスター戦で臨む、と榊原CEO
2019年10月12日(土)エディオンアリーナ大阪『RIZIN.19』の記者会見が9月11日、都内で行われた。
フジテレビ系列全国放送にて大会当日の19時から20時54分(延長対応あり)まで放送されることが決まった今大会。榊原信行RIZIN CEOは「オールスター戦で臨む」と意気込んだ。
「朝倉未来の試合もそうだし、朝倉海、堀口恭司、那須川天心…いろいろな可能性がまだあると思います。土曜日のゴールデンタイムでの生放送は初めてなので、お茶の間の人たちにどれくらい届くか、どれくら評価されるのか。裏番組にはバラエティーもあらゆるスポーツのジャンルもありますが、その中にRIZINで勝負していくのでオールスターの全力で視聴率を獲りに行きます。世間をいわせに行く。騙されたと思ってチケットを買って待っていてください。カードを見てから買う人は、その頃にはもうチケットはないと思った方がいいくらい自信があります」と、総力をかけて視聴率をとりにいくと話す。
このうち、那須川天心については「彼がRISE WORLD SEREIS(9月16日)でどういう結果を出してくるのかにもよるので、その結果を受けて天心選手にはオファーをしたいと思っています。天心選手はまずRISEの世界王者になって、その先でコンディションが整うことが大前提の中でオファーしていきたい」と、16日の試合後に決める模様。
堀口恭司は「ファンから年末まで休ませろという声が圧倒的に多い。ここで10月に僕がマッチメイクするとひどい目に遭いそうだなって思いますが、堀口選手は試合をコンスタントにしたい選手なんです。僕が無理やりやれと言っているわけではなく、2カ月に1回試合をするのは彼のルーティンなんです。UFCからRIZINに来た時に彼が求めたのは、コンスタントに試合をすることでした。UFCでは年に1、2試合。次がいつになるか分からない中でモチベーションを持って練習するのはつらいので、RIZINで勝負して日本の格闘技界を盛り上げるのでその代わり試合をコンスタントに組んでくれというのが彼のリクエストなんですね。
だから今年のスパンで言うと4、6、8、10月なんです。だから本人は10月行きますと8月の試合が終わった後にも言っていたんです。マネージメントサイドやトレーナーサイドは休ませたい方向ですが、本人は朝倉海と明日に出もリマッチして『全然やったりますから』という感じでした。それなのに僕が攻められるんですよ。自分の役回り悪いです(苦笑)。だけど僕らも次は年末でいいんじゃないかというのが正直な想いです。
コンディション的には問題ない。全部精密検査して全てクリアーしているので、本人は全然大丈夫、本人は行きたいんです。でもプロモーターサイドとマネージメントサイド、トレーナー陣も日本に戻ってからコンスタントに試合をしてきたので、少しタメがあってもいいんじゃないかなと思います」と、堀口は欠場の可能性が高い
しかし「他のカード編成も含めて今RIZINとして勝負できる、日本人選手を中心に勝負できる最高のオールスター戦をマッチアップしようと思っているので、非常事態になれば堀口恭司の電撃参戦もあるかもしれない」と、可能性はゼロではないともした。
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