悔しさをにじませながらも、落ち着いた様子でコメントした堀口
2019年8月18日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催された『RIZIN.18』のメインイベントは、朝倉海(トライフォース赤坂)がRIZIN&Bellator世界バンタム級王者・堀口恭司(アメリカン・トップ・チーム)を1R1分08秒でKOするという衝撃的結末に沸いた。
試合後、堀口はインタビュースペースに姿を現し、「すぐにでも再戦したい」と朝倉とタイトルを懸けてのリマッチを希望した。以下、記者との一問一答。
「全然覚えていないので。ただ負けたということがすごい悔しいので。すぐにでも再戦したいと思っています」
――相手の印象は?
「全然覚えていないので。まあわからないですね」
――今後の展望は?
「そうですね、朝倉選手が勝ったので、また多分、ベルトを懸けて戦えると思うので、そこでしっかり勝ちたいと思います」
――試合前の正直なコンディションはどうだったのでしょう。怪我などは?
「ちょこちょこはありますが、そんなことは言ってもしょうがないので、負けは負けです」
――動けない部分がある中で、自分でできる作戦を立てていた?
「まあ、そうですね」
「全然覚えてないですね」
――どこから記憶がない?
「まあ、ほぼないっすよね。カウンターを食らっているので、そうなると記憶もほぼないです」
――戦略として、相手が堀口選手のプレッシャーに対してのカウンターを想定したと思うのですが。
「想定内でしたけど、入っちゃった」
――相手の仕掛ける打撃は見切れていたように見えたのですが。
「一瞬の隙を突かれたというか、格闘技なので、そのパンチをもらっちゃったという感じです」
――この試合を受けたことを今どう感じますか?
「自分の中では、もう一回やりたいなと。前向きに、もう一回やって、やってやろうって感じですね。そんなクヨクヨしてもしょうがないので」
――ダイレクトでリマッチやってから次?
「まあ、それでもいいし。もうちょい間を挟んでもというならそれでもいいし、まあもう一回やりたいです」
「そこはよく分からないですけれど、やりたいなって思うので。これでもっと格闘技が盛り上がると思うので、やりたいです」
――気持ちはもう切り替えている?
「でも、言っても、そんなに前のことを気にしてもしょうがないので、やるしかないので、またやります」
――記憶がなくなるようなことはこれまでにもありましたか?
「何回かはありますね、空手だったりで2、3回ありました」
――総合を始めてからは?
「ないですね。良かったんじゃないですか、これでまた1から強くなろうっていう感じです」
「全然覚えてないですね」
――どこから記憶が戻りましたか?
「控え室に戻ってからですね。そこからだと思います」
――戻ってから朝倉選手と何か話しましたか?
「まだ話してないですね。ありがとうというのは伝えたいです。で、もう一回やろうよと言いたいです」