▼第5試合 キャッチウェイト (63.5kg) ムエタイ 3分3R
〇エー・ミウ(ミャンマー)
[KO 2R 2分18秒]※左ストレート
×高園麗斗(BRAVELY GYM)
高園はジュニアムエタイで三冠王となり、16歳でREITO BRAVELYのリングネームでプロデビュー。2019年10月にKOSスーパーフェザー級王座、2020年12月にはM-1 JAPANライト級王座を獲得。2022年4月の『KNOCK OUT』初参戦ではスアレック・ルークカムイから得意の左ストレートでKO勝利を収めている。また、2022年10月の『RIZIN』ではわずか34秒、左ハイキックでTKO勝ち。
2023年4月には『KNOCK OUT』で鈴木宙樹に判定で敗れ、9月には『Krush』で弘輝にKO負けと連敗を喫したが、その後はホームリングの『KODO』で2023年11月と2024年6月にタイ人選手にKO勝ち、2月には『RIZIN』で古村匡平を左ストレートで初回KO勝ちと3連続KO勝利中。ONEには今回が初参戦。
ミウはミャンマー出身でラウェイのファイター。ONEには同じく今回が初参戦。ラウェイ戦績は25勝2敗22分。
1R、両者サウスポー。ワンツーを伸ばしていくミウに高園はワンツーかsら右ロー。ミウのパンチにヒジで対抗する高園。ミウは相打ち覚悟でどんどん前へ出ていってワンツー、左右フックを打って行く。ヒジを合わされても構わず前へ出ていくミウ。連打に来たミウに高園が狙いすました左ストレートをカウンターで合わせてダウンを奪う。しかし、立ち上がったミウが左ストレートで高園を吹っ飛ばし、高園は尻もちをつく。さらに詰めていくミウ。
2Rも前へ出るミウに高園は左ストレートを打って下がらせる。さらに前蹴り、左ロー。一気に入ってきて左フックを打つミウ。高園が左ストレートを当てるが、すぐにミウが左ストレートを当て返す。下がったところにミウの左ストレートをもらい、ダウンする高園。立ち上がると左ストレートの打ち合いとなるが、高園が左ヒジを放った直後にミウが左ストレートをヒットさせてダウンを奪う。
立ち上がろうとした高園だったが、レフェリーがここでストップ。ミウの逆転KO勝ちとなった。
「相手の背が高かったので1RにKO出来なかったけれど、2Rに倒すことが出来ました」と勝利者インタビューに答えたミウには35万バーツ(約150万円)のボーナスが贈られた。