▼第5試合 ライト級ムエタイ 3分3R
×チャンナッジョン・PK・センチャイ(タイ)
[判定0-3]
〇デニス・ブルマトフ(ロシア)
チャンナッジョンは2010年にラジャダムナンスタジアム認定ライトミドル級王座に就き、2014年3月にはいすゞカップトーナメント-72kg級で優勝すると2014年からは『THAI FIGHT』を主戦場に。2015年にはIMTUムエタイ-72.5kg世界王座、2017年にはTHAI FIGHT -72.5kg王座も獲得。2020年2月のWMC世界ミドル級タイトルマッチで敗れるまで16連勝を飾った。ONEには2023年5月から参戦し、3連勝を飾ったが前戦の12月にムスタファ・タクレティにKOで敗れた。
ブルマトフはONE初参戦。
1R、前に出るのはブルマトフ。逞しい肉体からパワフルな左右フックを繰り出す。チャンナッジョンは下がりながらの右ミドル、右ハイキックを繰り出すがブルマトフの前進を止められない。豪快にフックを振り回して前へ出るブルマトフに右ローを蹴るチャンナッジョンだがクリンチが多い。顔面だけでなくボディへのパンチ、右ローも蹴るブルマトフ。1Rはブルマトフが攻めたラウンドに。
2R、チャンナッジョンがワンツーをヒットさせるが、すぐにブルマトフが前へ出て左右フック。バックキックから右フックを当てるブルマトフ。チャンナッジョンは組みを多用するが攻撃は出ない。左右フックで前へ出て右ローを蹴るブルマトフにチャンナッジョンはジャブ、右ストレート。チャンナッジョンは右ミドルからの前蹴りでブルマトフを転倒させる。疲労が見えてきたブルマトフだが前には出続ける。
3R、チャンナッジョンが反撃を開始。ジャブ、右ヒジで前に出る。しかし、ブルマトフも右ヒジをヒット。右ボディ、右ローも。チャンナッジョンは右ストレートを返すが、右ローでバランスを崩す。バックキックを当てたブルマトフは手ごたえを感じたか、もう一度バックキック。ボディを攻めてくるブルマトフにチャンナッジョンはジャブを出し、組むとヒジだがブルマトフは前に出て攻め続ける。