ムエタイ
レポート

【ONE FF】大田拓真が惜敗、ブラジルが接戦をスプリットで制す。メインでコンペットが圧勝、ウスビャンがクンスックをKO、ブルマトフが元ラジャ王者から勝利もぎ取る

2024/08/16 23:08

▼第6試合 フェザー級ムエタイ 3分3R
×クンスック・スーパーボン・トレーニング・キャンプ(タイ)
[2R 2分16秒 KO]※左ストレート
〇マムカ・ウスビャン(ロシア)


 ウスビャンはロシアの『Fair Fight』を主戦場に戦い、2021年3月に同団体のライト級(-71kg)王座を獲得。同王座は3度の防衛に成功し、2度目の防衛戦ではゾーラ・アカピャンに判定勝ちしている。2023年10月にジャバル・アスケロフに判定勝ちすると、2024年2からONEに参戦。 3連勝中だったシャドウ・シンマウィンを判定に破った。


 クンスックのセコンドにはスーパーボンが就く。


 1R、クンスックが右ミドルで先制、ウスビャンは左ボディを空振りするとそのままバックスピンエルボーを放つ。右ストレートを伸ばすウスビャンに、クンスックは右ハイを返す。ウスビャンはサウスポーにスイッチしての左ミドル、クンスックの右ハイをダッキングでかわす。ウスビャンのジャブをブロックしてクンスックは右ミドルと右ハイを放つ。パンチの圧力を懸けて前に出るウスビャンに、クンスックは右ハイを連打。


 2Rはクンスックが右ミドルを蹴って前へ出る。ジャブを出すウスビャンだが、クンスックとの距離は遠い。逆にジャブから右ミドルを当てるクンスック。軽快なステップを踏んでウスビャンのパンチをかわしながら右ミドルを蹴っていくクンスック。


 しかし、クンスックがリズムに乗ったかに思えたその瞬間、ウスビャンが左ストレートを伸ばす。この一撃が直撃し、クンスックはダウン。立ち上がることが出来ず、ウスビャンの鮮やかなKO勝ちとなった。ウスビャンはこの大会初の35万バーツボーナスを獲得。

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