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2024年11月16日(日本時間17日)、PFLはフランス・パリのアディダス・アリーナにて『Bellator Champions Series: Paris』の開催を発表。Bellatorバンタム級世界王者のパッチー・ミックス(米国)が、2連勝中のレアンドロ・イーゴ(ブラジル)と対戦する5Rの王座戦、さらに8勝無敗の“フランスのバキ”ことバイサングル・チャンスディノフが、元UFCでBellator4勝2敗のオリバー・エンカンプ(11勝4敗)とウェルター級で対戦することを発表した。
▼Bellatorバンタム級選手権試合 5分5R
パッチー・ミックス(米国)20勝1敗
レアンドロ・イーゴ(ブラジル)22勝6敗
MMA20勝1敗のパッチー・ミックスは、5月にマゴメド・マゴメドフとの再戦を、5R判定2-1で辛勝防衛。6連勝をマークしたばかり。
イーゴは、2022年6月にダニー・サバテーロに判定負けも、2023年8月にニキータ・ミハイロフに2R ギロチンチョークで一本勝ち。2024年3月の前戦『Bellator Champions Series Belfast』では、地元のジェイムズ・ギャラガーに判定3-0で勝利しており、11月にミックスが持つ王座を狙う。
ともにギロチン&リアネイキドチョークの使い手同士、イーゴはマゴメドフのミックス対策をどう見たか。
コ・メインイベントは、フランスのファン待望の試合となる。
▼ウェルター級 5分3R
バイサングル・チャンスディノフ(フランス)8勝0敗
オリバー・エンカンプ(スウェーデン)11勝4敗
無敗の“バキ”チャンスディノフは、2024年3月の前戦で、元GLORYウェルター級王者セドリック・ドゥンベと対戦も、3Rに左足にトゲが刺さったと異常を訴えたドゥンベが戦意喪失と見なされて、チャンスディノのTKO勝ちとなっている。その後、6月の『Polaris 28』でオーウェン・リブジーとドロー。今回は、母国で8カ月ぶりのMMA復帰戦を迎える。
PFLとの再契約後初の試合では、スウェーデンのベテラン・ファイター、オリバー・エンカンプ(11勝4敗)と対戦。エンカンプは、2022年5月の『Bellator281』で3 マーク・レミンガーをバギーチョークで極めた後、2023年5月の『Bellator296』でルカ・ポクリットに判定負けを喫しており、今回は1年半ぶりの再起戦となる。
Bellatorを買収し、チャンピオンシリーズとして2024年は継続しているPFLのピーター・マレーCEOは、「パリの皆さんにまた素晴らしいショーをお見せするために、フランスの首都に戻ってきました。アディダス・アリーナでのデビュー戦が待ちきれません。エリートMMはAのショーケースになるであろう、挑戦者レアンドロ・イーゴとのタイトルマッチで、王者パッチー・ミックスパリでの無敗を維持しようとするでしょう。
パリはMMA界で最も有望な選手の一人、フランスのバイサングル・チャンスディノを迎え入れるだろう。若干22歳にして8勝0敗という完璧な戦績を持ち、すでにパリでヘッドライナーを務めたこの男は、今後何年も注目されるであろう天才だ。しかし、スウェーデンのオリバー・エンカンプという経験豊富なベテランファイターが相手で、フランス人のためのパーティーを台無しにしようとしている」と見どころを語っている。