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インタビュー

【K-1】“3番目”からの脱却――璃明武「もちろん、自分が優勝するつもりです。自分はパンチでも蹴りでも倒せる」

2024/06/27 13:06

55kgは日本人がしっかり強さを見せないといけない階級


――70kgの世界トーナメントでは、和島大海選手をはじめ日本人3人が一回戦負けというショッキングなことがありました。

「和島選手はすごいチャンピオンだと思うんですけど、他の2人は自分たちとはちょっとレベルが違うと思うんで。自分とか、もちろん金子選手、玖村選手も海外のトップとやっていけると思うんで、そこは問題ないと思っています。しっかり勝たないといけないのかなと。あと階級的にも70kgと55kgだと層が違うんで、世界的に見たら70kgで勝つのは大変だと思うし、55kgは日本人がしっかり強さを見せないといけない階級だと思います」

――55kgは70kgとは違うよっていう思いは。

「多分、そこで一緒にすると、ちょっと70kgの選手に申し訳ないと思っています。世界に強い選手がたくさんいる階級だと思うんで、それから比べるっていうのはちょっと自分の中では違うかなって。まぁ、でも今回は世界最強って名前が付いてるんで、海外勢にしっかり勝つのがまずは大事なのかなと思います」

――1回戦を勝てば、準決勝は順当に金子選手が勝ち上がってくれば再戦ということになりますね。金子選手はクンクメールの最強の選手との試合になります。どう見ていますか?

「正直に言っていいですか?(クンクメール最強選手の)映像を見たんですけど、強いは強いと思うんですけど、やっぱりやりやすいのかなと思うので、金子選手からしたら。荒いんで。自分と戦ってもやりやすいタイプなので、クンクメールの選手は。なので金子選手が圧勝すると思います。9-1ぐらいの差があると思います」

――そんなに差がありますか?

「映像をちょっとしか見てないですけど、結構なんか一方的な展開になるんじゃないかと予想しています。多分、さすがに向こうのパンチをもらわないと思うんで。結構荒いですよね。前にどんどん出てくるタイプって、多分やりやすいんじゃないかなと思うんで。逆に面白いですよね。1発当たって倒したらすごい面白いんですけど。まぁでも金子選手は強いですよ。この階級だったら」

――金子選手の強さは、どういうところに感じていますか?

「技術、メンタル全て揃ってる選手だと思います。パワーもテクニックも。元々強いと思うんですけど、どんどん強くなっているなっていう印象ですね。やっぱり、トップで勝ち続けるってのは凄いと思うんで。穴も少ないですし、本当にこの階級で一番、他の団体も含めても一番強いのかなと思います」

――昨年9月は、金子選手と玖村選手の3回目の試合がありましたが、どういう思いで見ていたのでしょうか。

「会場で見てたんですけど、その自分の階級の、自分の団体のそのトップ選手の試合なんで。チャンピオン対決なんで勉強というか、自分が戦ったらどうなるのかなっていうことしか考えなかったですね」

――それは、どっちも?

「どっちもですけど、勝ったのは金子選手だったので、そっちを見ていましたね。このトーナメントが決まる前は、玖村選手にいい勝ち方したら次が見えてくるとかは考えてたんですけど」

――では、玖村選手に対する意識もすごく強いと。

「本当にその2人が自分の上にいてっていう感じだと思うんで。で、自分の下にはもう相手がいない状態なので、まず次は1試合外国人とやって、玖村選手かなと思っていたんです。そこで勝ったら金子選手に挑戦という流れを自分の中でイメージしていました。もちろん、玖村選手とも戦うつもりでしたね」

――55kgは日本人が優勝できそうですか?

「はい。日本人が優勝すると思います。もちろん、自分が優勝するつもりです。さすがに優勝すると思っていないと出てこないので、自分が優勝します」

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