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【Bellator】太田忍がBellatorデビュー戦で一本勝ち! クラマゴメドフがジャクソンに5R判定勝ちで新ウェルター級王者に、ヒューズがTKO勝ち、王者ミックスにカスモフが挑戦へ、マゴメドシャリポフが10連勝、ハミドフが16戦無敗に

2024/06/23 01:06

▼バンタム級 5分3R
〇太田 忍(日本/THE BLACKBELT JAPAN)135.6lbs 6勝3敗
[1R 2分18秒 ノースサウスチョーク]

×ロジャー・ブランク(スペイン)132.9lbs 5勝5敗

 当初は、欠場した地元アイルランドのブライアン・ムーアーの対戦相手だった10勝1敗1NCの強豪ヌッツィと太田とのマッチアップだったが、ヌッツィも欠場で、太田の相手としてブランクが用意された。ブランクは2ポンド以上アンダーで計量をパス。

 太田は「ヌッツィには逃げられました。そもそも決まるのが遅かった。やるっていう承諾がくるのが遅かった。違う相手とやるつもりが俺になってどうしようか悩んでOK出してくれたけど、約1週間前にして対戦相手が変更になりました」と、今回の対戦相手変更が直前だったという。

 そして、ブランクについては、「どんな選手かは分かりませんけど、やることは変わらない。5勝5敗で、ちょっと見たけどすごいアグレッシブ。フィニッシュ率が高く、5勝のうち4フィニッシュ。3つが三角絞めで1つがTKO」と説明し、「ヌッツィ選手がサウスポーだからサウスポーでずっと練習してて、キャンセルになってオーソドックスの選手が来た」と戸惑いながらも「オーソだろうがサウスだろうがやることは変わらない。テイクダウンしてボコボコにする。いつどんな選手が来ても戦う準備ができる、それがファイターだと思ってる。これで10戦目でファイターになってきたので頑張るぞい!」と意気込みを語っている。

 柔術、コンバッサンボの経験も持つブランクは長い手足を持つグラップリングのフィニッシャー。5勝のうち4勝がフィニッシュ決着で、うち2つの三角絞め、1つの肩固めでの一本勝ちをマーク。オーソドックス構えからの長い打撃では、ケージを蹴ってのスーパーマンパンチも見せるが、レスリング力は太田が上。テイクダウンを奪い、ブランクの下からの極めに注意して削りたい相手だ。

 1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るブランクの左の蹴りを掴んでテイクダウンした太田。右の蹴りを足に打つと、右のパウンドで飛び込み、インサイドガードに。

 両手で頭を手前に引き寄せる太田。金網に頭が詰まるブランクの足をさばきサイドに。差して立とうとするブランクをダースチョーク狙いから、ジャパニーズネクタイの組みで寝かせて上四方、最初はアームインで、最後は腕を入れずにノースサウスチョーク! ブランクがタップした。

 初の一本勝ちの太田は、ケージに登って寝そべってからマットに着地し、バック宙も。ケージ内でのインタビューでは、RIZIN柏木信吾氏の通訳のもと「サンキュー、Bellatorファン! アイム・ジャパニーズ・ニンジャ! ディス・イズ・MMA。Bellatorデビュー戦でミスなく戦うことが出来て良かったです。またBellatorで戦っても、RIZINでチャンピオンになって帰ってきてもいい。ガンガン強いヤツとやりたいです」と語った。

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