▼ライト級 5分3R
〇ジャック・ベッカー(豪州)12勝5敗
[判定3-0] ※30-26×2, 30-27
×松本光史(日本/M PLATIC)24勝14敗2分
1R、ともにオーソドックス構え。先に中央に出る松本は右カーフでベッカーを崩す。松本はさらに右カーフ。ベッカーは右前蹴り。その蹴り足を掴む松本。足を抜くベッカー。松本は左ジャブでけん制。
ベッカーは左ロー。松本は右カーフをヒット。ベッカーも右ローを返す。松本の前進にサウスポー構えになるベッカー。オーソに戻して左を突くベッカーに松本は右ストレート。しかしベッカーも右を返すと、左ハイ!
かろうじてブロックした松本だが、続く右カーフにバランスを崩す。立て直した松本。ベッカーはガード上に左ハイ。松本もジャブから打ち返しをかわして右を突く。右カーフを当てる松本に、右カーフを返すベッカー。左ジャブの松本は頭を下げてレベルチェンジを見せる。ホーン。
2R、左手で松本のヒザを触りに行くベッカー。サウスポー構えにスイッチから左ミドルをヒット! さらにジャブで前に。松本もワンツーで落ち返すと、左前手を突く。右ボディストレートは遠い松本は鼻血。左フックを被弾した松本。右のダブルで前に出ると左ジャブをこつこつ突く。
ベッカーのダブルレッグは切った松本は右ボディストレート。さらに左右フックをガード上から突く。ジャブの刺し合い。近づけば右アッパーも突く松本。
スイッチしての右ジャブ、オーソに戻しての右フックからのボディストレートと手数を止めず。ベッカーは右ローをヒット。松本の右ボディストレートの打ち終わりに右を返す。最後に松本に左右をかわして右を当ててホーン。一進一退の2R。
3R、右ボディキックの松本。ベッカーの右ハイをかわして左ジャブで前に。松本は左ジャブ、ベッカーは肩口に右ハイ。互いにジャブの刺し合い。ベッカーはジャブを当てると右カーフで松本のバランスを崩す。大きな右ハイはかわした松本だが、右カーフを被弾。ベッカーの右ローの打ち終わりに組もうとする松本だが、剥がすベッカー。クリンチも離れると、ベッカーは松本の右前蹴りを掴んで右ストレートをヒット!
一気に前に出るベッカーは頭を押えて跳びヒザ! 場内の大歓声のなか、金網づたいに回る松本をダブルレッグテイクダウンするベッカー! 松本に背中を着かせるとパウンドからマウントになってホーン。決定的な場面を作って判定へ。
判定は3-0(30-26×2, 30-27)でベッカーが勝利。PFL MENA参戦中のジョシュ・トーゴ戦のスプリット判定負けから再起を果たした。松本は3月31日の天弥戦の判定負けに続く2連敗となった。