▼第3試合 バンタム級ムエタイ 3分3R
○ミャオ・アオチー(中国)
[2R 1分21秒 TKO]
×柴田真吾(日本)
柴田は2015年2月デビュー。183cmの長身を利した攻撃を得意とし、2021年11月にNJKF暫定王座に就いた。2022年7月には新日本キックに乗り込み、重森陽太を左ヒジでダウンさせ、出血でドクターストップに追い込んで番狂わせの勝利を奪っている。2023年2月から『ONE Friday Fights』に参戦し、初戦は判定で敗れたが3月の2度目の参戦では日本人初の「ONE Friday Fights」立ち技勝利を収めた。9月の3度目の出場ではKO負けを喫し、2024年2月のNJKFではジャムワンスックに判定負け。4月にはKNOCK OUTでペッカデイにKO負けを喫している。5月からタイに移住してタイでトレーニングを積んできた。
アオチーは今回がONE初参戦。ボクシングテクニックが強味だという。
1R、前に出て圧をかけるのは柴田。右ローを蹴っていく。アオチーはジャブを突き、右の打ち下ろしから左フック、左ボディ。近距離でパンチを回転させるアオチーに柴田はブロックを固めるが打たれてしまう。柴田はそこへ左の縦ヒジも空振り、そのまま首相撲に組み付いてのヒザを見舞う。
近距離でパンチを回転させるアオチーに首相撲からのヒザで対抗する柴田。右ローにアオチーが右フックを合わせ、後退する柴田へアオチーがラッシュをかける。これを首相撲でしのいだ柴田はアオチーの接近戦にヒジで応戦。そして首相撲からのヒザを連打する。
2R、ステップで動くアオチーの右クロスをもらう柴田。アオチーが右フックで柴田にヒザを突かせ、すぐに右フックでダウンを奪う。打ち合いに行く柴田にアオチーも倒しに行く。フラつく柴田はミドルのカウンターでジャブをもらって尻もち。立ち上がるとヒジやヒザで反撃するが動きがスローで右フックをもらって2度目のダウン。
立ち上がった柴田だが明らかに足がフラつき、前に出てくるアオチーに下がったところで足がもつれて倒れる。ここでレフェリーがストップした。アオチーはボーナスも獲得。