自分は18歳、兄は20歳でこの業界に入り、覚悟を決めてここまで来た。兄弟にとって大きな年になる
──リングでの戦いのアドバイスは平本選手から?
「リングで戦うことに関しては特に何も言われていない。スタイルとしてはどこでも、リングでも金網でも路上でも場所を選ばず自分を守る技術を持っているし、リングで言えばデビュー戦がリングでそれ以外やっていないけれど、それはとくに影響しないと思う。というのも普段はボクシングの練習をリングでしているので、リングで戦うことに違和感はないよ」
──RIZIN参戦を日本の格闘技ファンは歓迎しています。これからもRIZINで戦うプランや思いは?
「また戻ってくることについてはオープンな気持ちさ。昔からここで戦いたかったし、たくさんの国で戦いたかった。光栄だし、機会があればいつでも戻ってきたい」
──ところで堀口選手は前回リング上でプロポーズし、3月にはサトシ選手が奥さんに指輪をプレゼントしました。勝ったら奥さんをリングに上げたい?
「もし可能であれば、自分が勝利したときは必ず妻もリングに入ってきて特別な瞬間を共有するようにしているので、それができるならしたいと思う」
──同じく新婚の堀口選手にメッセージがあれば。
「すべての関係に対して言えることだけど、リレーションシップは努力と時間を費やさないと良くならない。それをすれば長い未来が待っているだろう。恭司は僕より大人だし自分より年上だから僕より分かってると思うよ」
──11月の『Bellator CS』でお兄さんのアンソニー・ペティス選手が、元GLORYウェルター級王者のセドリック・ドゥンベ選手とビッグマッチもあるなかで、兄弟でビッグマッチがあることをどう感じていますか。
「このような機会を兄弟そろってもらったことに感謝したい。とても光栄で、自分達がどこから始めたかを考えると長い道のりだった。自分は18歳、兄は20歳でこの業界に入り、覚悟を決めていろんなことをやりながらここまで来た。兄弟にとって大きな年になることでハングリーだし、光栄だ。残された時間も限られているから、今この状況を使ってより大きなことをやっていきたいと思っているよ」