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インタビュー

【RIZIN】セルジオ・ペティスが平本蓮と最終調整「“レジェンド”今成正和は本当に刺激を受けた、大塚隆史のチームもみんなクールだ」

2024/06/07 20:06

試合当日は145ポンド(65.77kg)くらいで戦う

──こうして初来日を果たし、飛行機で移動しながらの減量は大変だったと思いますが、現在の体重と試合当日の体重の予定を教えてください。

「今朝137.5ポンド(62.36kg)だから残り3ポンド(1.36kg)くらい。キログラムが分からないんだけど。月曜について2日で時差ボケも取れて体重もいい感じで調子いい。いつも10ポンド(4.53kg)くらい戻しているから、試合当日は145ポンド(65.77kg)くらいでやるんじゃないかと思う」

──あらためて対戦相手の堀口恭司選手の印象を。

「非常に危険な選手。すべてが高いレベルで打撃もレスリングも柔術もできる。まったく油断はしていないよ」

──前戦後、ペティス選手が勝ち逃げしてもいいところをリスクのある試合を受けた理由は?

「彼が再戦するに値する選手だから。前回は3Rまで彼のほうが上回っていて、立場が逆だったら自分もリマッチしたいだろうし、彼は再戦することが約束されて当然の偉大な選手だよ」

──どんな試合展開を予想していますか。

「堀口はおそらく前戦の3Rの続きのようなものをやってくるだろう。テイクダウンしてグラップリングの展開で、自分がやり辛いところをつくってくる。ロープ側に押し付けたり、自分としては打撃戦がしたいので、彼がどういう出方をするかによるね」

──前回は堀口選手が打撃戦を仕掛けてくるだろうという想定で、テイクダウンゲームになった。今回はテイクダウン、グラウンドゲームをしてくるかもしれないことを前提に準備したことがどう影響しますか。

「実際、堀口はまた真逆のことをやってくるかもしれないとも考えてるんだ。グラップリングと見せかけて打撃かもしれないし、両方対応できるようにしたいと思っている。ただ、レスラー相手のファイトキャンプを組むことがここ2試合多かったので、前回やったときよりレスリングもグラウンドもテクニックは遥かに向上しているから、堀口がどう来ても対応できるよ」

──前回のフィニッシュとなったハイキックからのバックフィストがハイライトリールとなっています。ほかにもフィニッシュできる技の用意を?

「前回は左で相手を効かせた。今回は右を効かせたい。試合なので何が起こるか分からないけど。ただ自分は右、左それ以外のオプションも、ヒジ、ヒザ、今回のルールは顔面ヒザなどもできるしね」

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