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【BreakingDown】安保瑠輝也とスダリオ剛の体重差は約44kg、それでも安保は「効かすことは絶対にできる」不敵な笑みのスダリオ「やっと明日、終わらせられる」

2024/06/01 21:06
 2024年6月2日(日)東京・アリーナ立川立飛『BreakingDown 12』の前日公開計量&記者会見が、1日(土)都内にて19:00より行われた。  大会のメインイベントとして行われる、無差別級スペシャルワンマッチ1分3Rで対戦する、スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)は125.20kg、安保瑠輝也(MFL team CLUB es)は81.0kgで計量を終え、両者の体重差は約44kgとなった。  スダリオは「やっと明日、終わらせられるなと思って楽しみでしょうがないです」とコメント。  安保は「いや、それはお前がな…と言いたいところですけれど、もうさんざん口で煽り合いもしてきたし、盛り上げることもしてきたし、とりあえず俺は明日ファイターとして試合するだけなので。ありきたりのコメントになってしまいますけれど、勝つための準備は100%してきたので、それを明日証明します」と意気込んだ。  安保は81kgという体重にしてきたことについて「普段77~78kgくらいなんですけれど、この試合が決まって約1カ月くらいだったので、食事量を増やして筋肉量も上がっているので。だから別にどうとは関係ないんですけれど、体重差は44kgくらいかな。体重なんかここまで来たら関係ないので、ほんまにやるだけかなと思っています」と、もう体重差は関係ないとする。  これだけの体重差があって倒せる自信はあるのかと聞かれると「絶対に効くと思いますよ。スダリオのパンチをもらったら俺もゲームオーバーやと思うけれど、俺のパンチも絶対に効くし、骨格自体の大きさは変わらんから。そこは別に体重どうこうではなく、俺はシリル・アビディ選手を倒している実績もあるので効かすことは絶対にできると思っています」と自信をのぞかせた。  一方、スダリオはこの体格差をどう思うかと聞かれると「何とも思ってないです」のひと言。フェイスオフではにらみ合いでなかなか離れなかったが、その理由を聞かれても「何も考えてないです」とぶっきらぼうに答える。  安保は「目を離してくれないんですよ。俺も目を離したくないから、お前から座ってくれよと言ったら座ってくれた(笑)」と、フェイスオフの時のやり取りを明かした。  続いて、スダリオに向けてラップを披露した安保は「ひとつ言いたかったことは、今回このスダリオとの喧嘩が1年くらい続いて、ここで決着つけられるわけなんですけれど、俺は半年前くらいから試合ほんまにしたいなと思っていて。普通、なかなか決まらないじゃないですか。これってBreakingDownがあったからこそ決まった試合だと思うんですよ。だから俺はBreakingDownにほんまに感謝していますし、明日試合できることがほんま楽しみなので、ワクワクしているので明日それを見せるので最高の試合見せます。期待してください」と試合が楽しみでしょうがないという。  するとスダリオは「これ終わったら次MMAでやろうよ」と、MMAルールで再戦しようと提案。しかし安保は「ええわ。MMAはお前の方が強いから。認めるわ」とあっさり拒否。スダリオが「勝っても負けてもやろうよ」と言っても「ええわ」と拒否した。  安保はフィニッシュのイメージを聞かれると「俺は明日“スイートサイエンス”を見せます」とする。  スダリオはBreakingDownルールについて「いつもMMAは5分3Rなので。ただ1分3Rだからラクっていうのはないので、1分には1分の全力があるので。明日やってみてって感じじゃないですか」とやってみないと分からないとした。キックルールということにも「キックのスパーは普通にしているので大丈夫です」と余裕の笑みを浮かべた。  安保は「スダリオの選手生命を終わらせる」と宣言しており、その意味を聞かれると「俺がダメージを与えて選手生命を終わらせるのはどう考えてもなかなか難しい。でも普通にルールどうこう彼は言っているけれど、45kgだろうが1分3Rだろうが普通そんなん負けへんくないですか。でも俺、負かすから。そうしたら格闘家として次の試合組まれにくくない? 自分本人もやりにくくない? 俺はそれを実現させます」と、恥をかかせると宣言。  それを聞いたスダリオは不敵な笑みを浮かべて「保険かけるなと思って。体重差ばかり言うじゃん」とニヤリ。安保が「体重差があるのはほんまのことやろ」と答えると、スダリオは「俺より経験あるじゃん」と答えるなどのやり取りが続いたが、最後に安保は「体重差があっても俺が勝つ」と断言した。  最後に朝倉未来は「格闘家はお互い負けられないのは当たり前ですけれど、特に明日は負けたくない者同士の試合が多いのかなと思います。プライドを懸けた戦いに注目してもらいたいと思います」と締めくくった。
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