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レポート

【GRACHAN】芳賀ビラルが藤村にネルソンからアメリカーナで一本勝ちで王座挑戦アピール、ロクク・ダリ、高橋孝徳が判定勝ち=『GRACHAN69』

2024/05/27 13:05
 2024年5月26日(日)東京・大田区産業プラザPIOにて『GRACHAN69』が開催された(※追記あり)。 ▼第14試合 ライト級 5分2R延長1R〇芳賀ビラル海(MASTER JAPAN TOKYO/ライト級2位)[1R 4分05秒 アメリカーナ]×藤村健悟(和術慧舟會TLIVE/ライト級6位)  1R、ともにオーソドックス構え。最初の右前蹴りでスリップした藤村。詰める芳賀に藤村はすぐに立ち上がりダブルレッグテイクダウンも下の芳賀は藤村の頭を左脇に入れてクローズドガードでネルソン。  中腰になる藤村に芳賀はパームトゥパームでクラッチし、右にスイープ。マウントネルソンで絞り、二の腕でクラッチ。最後は残り10秒でアメリカーナに移行し、タップを奪った。  4連勝の芳賀は試合後、「ライト級王者とやらせてください」と、暫定王者・ 林“RICE”陽太への挑戦をアピールした。藤村は中国WLFでの一本勝ちから連勝ならず。 [nextpage] ▼第13試合 ウェルター級 5分2R延長1R〇ロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H Studio/ライト級1位)[延長判定3-0]×能登 崇(GO ONE GYM)  2024年4月13日、東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING 2024 act.2』で、SB日本スーパーウェルター級2位の風間大輝に判定勝ちしたロクク・ダリが、2023年の『GRACHAN 65』での岸本篤史戦のドロー以来となるMMA戦に臨む。  ライト級のタイトルを目指すダリだが、試合間隔の短さを踏まえ、今回はウェルター級での出場を選択。  対戦相手の能登は2023年5月の『GRACHAN 65』で5年ぶり復帰戦で芳賀ビラル海に敗北を喫したものの、2017年にはPXC王者・加藤忠治を下すなどの実績を持ち、Kunlun Fightでは現ONEファイターのジャン・リーポンと対戦するなど、国際舞台で活躍も見せているストライカーだ(※追記あり)。 [nextpage] ▼第12試合 フェザー級 5分2R延長1R〇高橋孝徳 (リバーサルジム新宿Me,We/フェザー級2位)[判定3-0]×鍵山雄介(コブラ会/フェザー級3位)  フェザー級2位の高橋孝徳と3位の鍵山雄介が激突。 「GRACHANフェザー級王座トーナメント決勝」で小島勝志とフェザー級王座を争うも準優勝で戴冠ならなかった高橋は、Me,We仕込みの緻密な戦略を持ち、相手の隙を突く戦術家として知られる。粘り強い組みをベースに自身のペースに持ち込むグラップラーだ。  2023年12月には『GLADIATOR 024』でじゅんに一本勝ちも、2024年3月の『GRACHAN 68』で黒井海成に判定負けからの再起戦となる。  一方の鍵山は、ベテランの域に達しながらも、そのタフネスと執念で知られる。サウスポー構えの打撃から左ミドルを軸に、8つのKO・TKO勝ちをマークしている。2023年7月の前戦『GRACHAN 62』では室井大勢とドロー。ともにベテランの粘り強い戦いのなかで組みと打撃の際を制して、王座戦線に進むのは高橋か鍵山か(※追記あり)。 [nextpage] ▼第11試合 フライ級 5分2R延長1R×宮内拓海(TMC道場/フライ級1位)[延長判定0-3]〇道端正司(CLUB F3) [nextpage] ▼第10試合 フライ級 5分2R延長1R〇鈴木嵐士(JAPAN TOP TEAM)[1R 1分00秒 KO] ※左フック×金森琢也(DOBUITA)  鈴木は、プロレスラーの故ラッシャー木村の親戚として、その精神を受け継ぐMMAファイター。2024年3月の前戦では上田麟に2R TKO勝ちでMMA戦績を1勝1敗とした。  対する金森は、GRACHANチャレンジで経験を積み、今回がプロデビュー戦。 [nextpage] ▼第9試合 バンタム級 5分2R延長1R×YO-HEI(Brightness門馬道場)[判定0-2]〇Kotoka(AACC/KICKY) [nextpage] ▼第8試合 ストロー級 5分2R延長1R〇三笠貴大(JAPAN TOP TEAM)[判定3-0]×丸山大輝(マルスジム) [nextpage] ▼第7試合 ライト級 5分2R延長1R×大道翔貴(TEAM TED)[1R 0分38秒 TKO] ※パウンドによるレフェリーストップ〇草訳駿介(リバーサルジム立川ALPHA) [nextpage] ▼第6試合 バンタム級 5分2R延長1R×高須将大(THE BLACKBELT JAPAN/4位)[2R 2分02秒 リアネイキドチョーク]〇長谷川卓也(Brightness門馬道場) [nextpage] ▼第5試合 ウェルター級 5分2R延長1R〇山田哲也(E.D.O YOKOSUKA☆BASE/ライト級5位)[判定3-0]×上田拳翔(reversal gym osaka anne/ウェルター級3位) [nextpage] ▼第4試合 ストロー級 5分2R延長1R〇児玉勇也(トイカツ道場/とらの子レスリングクラブ/フライ級3位)[判定3-0]×金光優真(JAWS WEST) [nextpage] ▼第3試合 フライ級 5分2R延長1R〇小林大介(ALIVE)[判定3-0]×平野紘希(K.O.SHOOTO GYM) [nextpage] ▼第2試合 バンタム級 5分2R延長1R〇久保達也(BRAVE)[1R終了時 TKO] ※ドクターストップ×小林大希(ATS-34) [nextpage] ▼第1試合 ストロー級 5分2R延長1R〇川添太貴(POLAR GYM OSAKA)[判定3-0]×上田 麟(MCD)
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