▼63kg契約 5分3R
〇石司晃一 (フリー)62.75kg
[判定2-1] ※30-27×2, 28-29
×原口 央(BRAVE )62.9kg
石司は、MMA20勝6敗1分。2023年11月にCOROに判定勝ちでDEEPバンタム級暫定王者となると、2023年4月にRIZINに初参戦し、金太郎に判定勝ち。ビクター・ヘンリーの王座返上に伴い、「正規王者」に認定された。2023年9月の前戦では「DEEP & BLACK COMBATバンタム級ダブルタイトルマッチ」で韓国のユ・スヨンと対戦し、1R、最初のテイクダウンでマウントを奪われ、パウンドによるTKO負けで王座か陥落している。今回は8カ月ぶりの再起戦。
当初、石塚と対戦予定だった平松翔が、5.3 DEEP119で元谷友貴と対戦に変更。代わって、原口央が2020年10月の浜松大会以来となるDEEP参戦で、石塚と対戦する。(C)ROAD FC
原口は、2023年6月の「ROAD FC 63kgトーナメント」1回戦でムン・ジェフンに判定勝ち後、8月26日の準決勝でラザバリ・シャイドゥラエフ(※RIZINとの契約を公開)が体重超過で不戦勝に。10月の決勝でキム・スーチョルに2R TKO負けも大熱闘を繰り広げた。
今回は両者「63kg以下」(5分3R)で対戦する。
石司「リスペクトある原口選手をしっかり超えて、もっと上の方に行けるように頑張ります」
原口「明日はしっかり倒して勝ちます」
1R、オーソで圧力をかける石司。右回りの原口はサウスポー構え。右ミドルハイをガード上に当てる。原口の最初のシングルレッグは切る石司。2度目はダブルレッグに切り替え金網に詰める原口。そこにヒジを突く石司。
原口は足首を手繰り尻を着かせると、左足を挟んで崩すが、そこにヒジを落とす石司。背中を見せて立つ石司に原口は奥足のかかとをつかみ引き寄せ背中を着かせテイクダウン! ここは立つ石司に右足をかける。シングルレッグに切り替える原口。がぶりから右足をつかむ石司にレスリング勝負の原口が石司に尻を着かせて、石司が立ち上がりゴング。
2R、右を振って金網まで詰める原口。アンクルピックに立つ石司をなおもシングルレッグから奥足のかかとを掴むもブレーク。
すぐに詰めてダブルレッグテイクダウンは原口! 金網使い立つ石司は背中を見せて、シングルレッグの原口にヒジ連打。動く原口はシングルレッグを押し込み尻を着かせる。背中見せて立つ石司はシングルレッグの原口にヒジ。すぐにサイドに回る原口は両足を手繰りひたすらケージレスリングで勝負。ブレーク。ガード固める原口に、石司は右を突くと、原口も右を返す。
3R、すぐにシングルでドライブし、バッククリンチまで持って行く原口。サイドに変えて奥足を掴みに。正面に回ると、石司はヒジ。すぐに角度を変える原口に、立つ石司。シングルレッグに石司はバック狙いも落として足を引き寄せ背中着かせた原口。
石司の下からの蹴り上げを受けながら両足をさばいてパス狙い。奥足のかかとも掴んで尻を着かせた原口は石司にスペースを与えず、ケージづたいに歩く石司を追って最後の最後に石司が体を入れ替えるもゴング。判定は2-1(30-27×2, 28-29)でダメージを与えた石司が勝利した。3Rは取ったと思われた原口はやるべきことをやったが、背中を着かせてダメージを与えたかった。