次に向けてのいい手土産になればいい
──さきほど、「勝てば『またバンタムで出来るんだな』という世界での見方が変わる」という言葉もありました。やっぱりバンタムでできた方が、世界での自身の選択肢が広がるという考えもありますか。
「勝てばまたバンタムでもできるんだなというように世界での見え方も変わると思うので、幅が広がるのかなと。フライはあまり需要がないので、バンタムにしたほうが自分の道が広がりますよね」
──年内の目標は、今の時点で考えもありますか?
「うーん、今はないですね。とりあえず、次の試合をしっかり勝つっていうことですね」
──この試合位置づけは?
「どの試合も次に繋がる試合だと思うので、ここでしっかりリベンジして、次は大舞台に行くのか、どこに行くのかは分からないですが、そこに向けての“いい手土産になればいいな”とは思っていますね」
──それはもしかするとUFCかもしれないと。
「かもしれないし、っていう感じですね」
──UFCへの進捗状況を教えていただけますか。
「まあ多分、今あれですね。ATTのオーナーとかが話し合ってるところ。その向こうのマネージャーとか、担当者と話し合ってるとこだと思いますね」
──鶴屋怜選手や中村倫也選手とか、若いUFCファイターが増えてきて、日本の団体であまり試合をせずに、UFCに向かう若い選手が増えてきたことについてどう感じていますか。
「いや、すごいいいことじゃないですかね。いいことだなぁとは思いますけど、やっぱり日本でもうちょっと(格闘技が)流行ってほしいですよね。やっぱりそこが一番重要だと思うんで」
──先ほど「いい手土産になれば」という発言もありましたけど、今回がBellator/RIZINの一区切りの試合にもなるという感じなんでしょうか?
「まあ、そうですね。まあそういう感じになるのかなとは思いますね」
──次へ向かう条件のためにも、この試合でいい結果を残したいと。
「まあ、そうですね。全試合そうですけどね」