今はもうRIZIN独占の契約選手。世界進出に貢献したい
──現在の契約状況は?
「今はもうRIZIN独占の契約選手なので、もし対抗戦があれば100%誇りを持って、RIZIN代表として戦いたいと思っている」
──今回の試合からRIZINを主戦場に戦うとのことですが、日本で戦う意義について教えてください。
「日本で戦うことは自分にとって非常に光栄なこと。日本の方はあまり気づいてないかもしれないけど、世界中のファイターにとって、格闘技の文化において、日本は素晴らしく大きなインパクトを持っている。そのことに日本人の多くの人は気付いてない。世界中のファイターは日本で戦うことを夢見ているし、オファーが来ることを首を長くして待っている。日本には歴史があって、過去最高のファイターたちが戦った土地でもあり、そういう最高の戦いが行われた舞台で戦える。そしてその中で一度、王者になり、また王者を目指せる機会を与えられたことは、自分にとって光栄以外の何物でもない」
──RIZINの世界戦略については?
「RIZINの次のステップはインターナショナル化することだと思う。去年、アゼルバイジャンで第1回目の国際大会をやって、お客さんもたくさん入りすごく成功したように見えた。千裕が相手の国のチャンピオン(トフィック・ムサエフ)をKOしてすごく話題となった。そういうことをどんどん続けていくことが一つだと思う。自分もRIZINの国際化の手助けをしたいと思っている。とにかく自分はアメリカでRIZINをもっと広めたい。もしアメリカで大会をやるなら、自分はその大使になりたい。タイトルチャレンジなのか、自分の防衛戦なのかは分からないけど、自分がタイトルに絡んでRIZINというものをアメリカに広めたいという気持ちは大きい。
特に自分がRIZINの大使をやりたいという理由としては、やはりRIZINで戦うという意味の大きさは自分が一番よく知っていると思うから。というのも、UFC以外でこれだけ大きな大会をやり、これだけやりがいのある試合を組んでくれるところはほかにないと思う。なので、自分はUFCかRIZINか選ばなければいけなかった時に、RIZINを選びたいと思ったし、実際にRIZINを選んだ。やはりUFCの世界観や競技だったり、プロモーションのみという部分よりかは、しっかりと歴史があり、格闘技、MMAに対しての戦う意味とか、そういう部分をしっかり理解してくれているRIZINを自分は選んだし、世界中のファイターでもそういった部分を選ぶ選手は他にもたくさんいると思う。真のマーシャルアーティストはみんな日本で戦いたい、RIZINを選びたいという気持ちは絶対あると思うので、そういった意味で世界に行くチャンスは全然あると思うし、そこを手伝いたい」
──今回もご家族が帯同する?
「娘はバレーボールキャンプ、上の息子はレスリングキャンプで来れないけど、一番下の息子が来るよ」