▼第3試合 epsomsalt seacrystals presents インフィニティリーグ2024 フライ級5分2R
ヤックル真吾(同級世界4位/T-REX柔術アカデミー)56.4kg
[1R 0分19秒 KO]
須藤晃大(EXFIGHT)56.6kg
今年はフライ級で開催されるインフィニティリーグ。3月の後楽園大会で行われた大竹陽 vs. 片山将宏からスタートしているが、その試合で片山が体重超過。修斗コミッションより片山に対しフライ級での365日間の出場停止処分が下ったため、片山を除外したヤックル真吾、亮我、大竹 陽、須藤晃大の4名で行われることになり、実質この試合がインフィニティリーグの開幕戦となる。
福岡のT-REX柔術アカデミー所属のヤックルはインフィニティリーグ出場選手中、ランキング最上位の4位。昨年4月の沖縄大会では上位ランカーの宮城友一(DROP)を右アッパーを効かせてからのパウンドでKO勝利し、一躍上位ランカーに。しかし7月の後楽園大会で、当時デビュー以来負けなしのランキング1位だった山内 渉(FIGHT FARM)の右ストレートから左をもらって1RKO負け。今年1月には当時ランキング2位の関口祐冬(修斗GYM東京)と対戦し、全ラウンドで関口のダブルレッグでテイクダウンを奪われパウンドで攻められる展開で判定負けし連敗中。
アマチュア時代にEXFIGHTで経験を積んだ須藤は2022年に修斗でプロデビューし、ここまで3勝2敗。デビュー戦では同じくインフィニティリーグに出場する大竹に2RKO負けしている。2022年の新人王決定トーナメントでは、インフィニティリーグ除外となった片山に判定負けし準優勝。昨年4月に佐々木駿友(T-GRIP TOKYO)に判定勝ちしてから1年1ヶ月ぶりの試合となる。
1R、両者オーソドックス。ヤックルがプレッシャーを掛けていくが、ケージを背負った須藤の左フックがヤックルのアゴを打ち抜くと、ヤックルが意識を失い前のめりにダウン!KO!
1R1分19秒、KOで須藤勝利。1R勝利で勝ち点4を獲得。意識が回復したヤックルだが、担架で運ばれての退場となる。
須藤「このインフィニティリーグ、ちょっと自分が下って思われてるかもしれないですけど、全部圧勝します」