ライト級の実力者対決! カーライルvsギョンピョ
▼RIZINライト級(71.0kg)5分3R
スパイク・カーライル(米国/Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)
キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)
カーライルは、レスリングをバックボーンに、2017年9月にプロデビューし、MMA14勝6敗。
カリフォルニアのローカルイベントCCWでプロデビューし、そのCCWのほかCXF、LFAなどでキャリアを重ねる。20年2月より参戦のUFCでは、デビュー戦でアーロン・クルーズを相手に1R KO勝利も、その後は2連敗を喫した。21年はLFA、Ballys Fight Night、Cage Warriors、Bellatorの4試合をこなし全てKO・一本勝利を挙げた。つづく22年4月、初参戦のRIZINで武田光司にフロントチョークを極め一本勝ちし全フィニッシュの5連勝と勢いに乗る。しかし10月のBellatorではAJ・マッキーのライト級転向デビュー戦で判定負けを喫した。その後23年5月、ライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザとのノンタイトル戦、9月の堀江圭功戦も判定で落とし、悔しい3連敗中。崖っぷちから這い上がるべく、RIZIN2連勝中のキム・ギョンピョを今大会で圧倒的に倒し、再起を狙う。なお日本のカルチャーを愛好しており、ゲームや漫画のキャラクターに扮しての入場が毎回好評を博している。
ギョンピョは、19歳の頃から韓国の名門MMA STORYで格闘技を始める。15年2月にROAD FCでプロデビュー。MMA14勝6敗。
THE OUTSIDER、ロシアのMFPなどにも参戦し5連勝を飾る。17年10月、ROAD FCで現在UFCライト級トップランカーのアルマン・ツアルキャンに惜敗した。19年7月のHEATライト級王座戦での勝利を含め4連勝と勝ち星を重ねると、1敗を挟みROAD to UFCの切符を手にする。トーナメント準決勝ではインド出身で無敗のアンシュル・ジュブリを相手にスプリットで敗れはしたものの韓国の選手ならではのフィジカルや気持ちの強さをアピールした。約4年振りの日本での試合にしてRIZIN初参戦の23年4月、持ち前の打撃で2連勝中の宇佐美正パトリックからリアネイキッドチョークでタップを奪うと、11月はアウェーのアゼルバイジャンでトゥラル・ラギモフを1R僅か21秒でパウンドアウトして見せた。今年2月に予定されていた矢地祐介戦は、怪我により欠場を余儀なくされた。今回UFCやBellatorなど世界の舞台を経験してきたカーライルを相手にフィニッシュ勝利を挙げて確固たる実力を証明するとともに、RIZINライト級上位陣を射程距離に収めたい。
◆カーライル「今回は試合を終わらせにいく」
「コニチハ! ニポン! ワタシノナハ、スパイクデス! オレハ、ツヨーイ! やあ、みんな久しぶり。日本に戻ることが出来てご機嫌だぜ。6月9日、RIZIN.47でキム・ギョンピョと試合をします。この試合は必ずフィニッシュを狙いにいく。ここ2戦とも判定で負けているけど、今回は試合を終わらせにいく。みんなに会うのが待ち遠しい。アイラブジャパン。日本のファン全員に会いたいのでぜひ会場に来てください!」
◆キム・ギョンピョ「怪我から戻ってこれて嬉しい」
「皆さんこんにちは、レッドホース(赤兎馬)こと、キム・ギョンピョです。6月の大会で復帰します。怪我でしばらく試合ができませんでしたが、RIZINに戻ってこれた事を嬉しく思います。今度も強敵と戦えてワクワクしています。いつものように対戦相手を倒す為の練習をしているので、試合では全力で戦って勝利する姿を見せたいと思います!」