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【RIZIN】徳留一樹が3年3カ月ぶり復帰戦で宇佐美正パトリックと対戦、カーライルvs.ギョンピョ、上田幹雄vs.コバルチェクも追加=6月9日(日)『RIZIN.47』代々木

2024/05/01 19:05

上田幹雄がMMAで初の国際戦、KSWの刺客と対戦

▼RIZINヘビー級(120.0kg)5分3R
上田幹雄(BRAVE)
シェミスラブ・コバルチェク(ポーランド/Koloseum Kuznia Formy Pulawy)

 上田は、MMA3勝1敗。1995年5月1日生まれで身長187cm。5歳から極真空手を学び、2021年にMMAに転向するまで約20年間、厳しい修練を積んできた。空手に専心する一方、13歳から2年間は部活動で柔道と相撲を経験。2019年11月の『』第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』では16年ぶりに日本人王者に輝いた。

 2022年4月、初参戦のRIZINで髙阪剛にTKO負けを喫しMMAデビュー戦は黒星スタートも、同年12月、GRACHANで韓国のソン・ムジェを相手に1R TKOで初勝利。23年6月、RIZIN2戦目で関根“シュレック”秀樹を1R早々にキックでTKOしRIZIN初白星を飾った。3戦目の大晦日大会ではヘビー級国内最強と名高いスダリオ剛を極真仕込みの近い間合いの打撃でダウンを奪い、2R TKO勝ち。今回は自身より6cm身長が高くリーチも長いコバルチェクに長・短距離でのフルコンタクト仕込みの突き・蹴りで極真の強さを証明するとともに、柔術国内王者経験もある相手に、BRAVE仕込みのグラウンドでの成長も見せつけたい。

 コバルチェクは、MMA3勝0敗。1998年6月28日生まれで身長193cm、体重:120kg。ポーランドのビッグイベントKSWから送り込まれる期待の新鋭で、KSWのマッチメイカーが満を持してKSWでのデビューを考えていたが、RIZINとの交流の中で、今回RIZINデビューさせることが決定した。

 幼少期から体格に恵まれており教師の勧めで12歳から6年間は陸上の砲丸投げとハンドボールを経験、いずれもポーランド国内大会に学校の代表として出場した。その後18歳から格闘技を始め、ブラジリアン柔術、レスリング、ボクシング、キックボクシング、テコンドー、ムエタイを習う。アマチュアMMAで22試合を経験し、20勝(一本×3、KO×2)2敗という輝かしい戦績を収め、ポーランド王者にも4度輝いている。さらにブラジリアン柔術でもADCCポーランド杯BJJ中級+100kg級(NOGI)で優勝するなど、好成績を挙げてきた。23年、国内のプロモーション「バビロンMMA 36」でプロMMAデビューして以降、これまで3戦すべてにおいて、長いリーチを活かした鋭いパンチとテイクダウンを織り混ぜ、最終的には強烈なパウンドを叩き込み1R TKO勝利を収めている。今回、初参戦のRIZINで上田幹雄を相手にそのグラウンドテクニックはもちろん得意の左ストレートや右オーバーハンドを浴びせプロ無敗記録を更新するとともに、“極真で一番強い男” の首を狩り、一気にその名を日本に轟かせたい。ニックネームは自身の名前の一部でありポーランド語で「職人」を意味する「Kowal(コヴァル)」。

◆上田幹雄「初のMMA国際戦で勝利し、『対世界』へ」

「皆さんこんにちは、上田幹雄です!6月9日、RIZIN.47、代々木第一体育館で試合が決まりました!相手はポーランドのちょっと名前は分からないんですけど、ポーランドの強豪選手と聞いているので、初のMMAでの外国人選手となるので、しっかりここでインパクトを残した勝ち方をして、『対世界』に向けてこのまま頂点に駆け上がりたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」

◆コバルチェク「初の海外試合で名前を覚えてもらえるように」

「日本は格闘技の生まれた地です。私はRIZIN.47で戦える機会が与えれてとても興奮しています。外国で行う初めての試合になりますが、日本の皆さんに名前を覚えてもらえるように頑張ります。相手は非常に優秀な選手で強敵ですが、私も自分の能力に自信を持っています。キャリア4勝目を勝ち取りに日本に乗り込む気持ちです」

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