キックボクシング
インタビュー

【RISE】漢気トーナメント出場を決めたのは「早くチャンピオンの大雅と戦いたいから」(髙橋亮)

2024/04/19 17:04

蹴り勝った方が面白いと思っているんですよ


――今回1dayトーナメントですが、RIZINでの白鳥大珠選手との試合がトーナメントでした。トーナメントと通常のワンマッチという部分で心構えに違いはありますか?

「2回やるのでその分のスタミナは考えてしまうのですが、1回戦に集中してやらないと次のことは進まないので、とりあえず今は1回戦のパヌワット選手のことだけを考えています」

――トーナメントとワンマッチという部分で特に対策が変わったりはしていないですか?

「できるだけ早く倒そうというプランには頭の中では切り替えていて、攻め方を変えようかなとは思っています」

――対策は3兄弟で話し合って決めているんですか?

「基本的には自分の頭で考えて、兄がミットを持ってくれているので相談しながら対策を練っている感じです」

――今回のトーナメントの反対ブロックが、岩郷選手と勝次選手になりますけどそちらのブロックはどう予想しますか?

「キャリアで言ったら勝次選手が上がってくると予想しますね。1発くらったら分からないですけどメンタルが強いので、僕は勝次選手が上がってくると予想しています」

――勝次選手もトーナメントとなると爆発力が出てきたりする部分があると思うのですが、その辺りは警戒していますか?

「勝次選手は気持ちが強いのでその勝負に持ち込んでくると思うんですけど、自分は向こうの土俵で戦わずに技術で相手が来たところに合わせて倒す想像をしています」

――RISEは久しぶりですが、ワンキャッチ・ワンアタックというルールには問題なくアジャストできていますか?

「多分できます(笑)。肘なしですよね(笑)」

――RISEファンには自分のどんなところを見てほしいですか?

「次のチャンピオンやなってみんなに分からせたいです。だから圧倒的に勝ってレベルの差を見せたいです」

――このトーナメントを一気に駆け上がってRISEファンに髙橋亮という存在感を見せるという感じですね。

「ファンの方々に早く大雅と見たいと思わせたいです」

――前回大雅選手とはRIZINという舞台で引き分けという形でしたが、その後のチャンピオンになった大雅選手の活躍ぶりを見て、試合をしたとしたら勝てるイメージは出来上がっていますか?

「あの試合が最後であの時のままで僕は終わっているので、もっとこうしたら良かったなということが、今では修正できているので勝てると思っています」


――この2年間休んでいた間も進化してパワーアップしている髙橋亮選手になっているという事ですね。

「まともにトレーニングができていない期間が長かったのですが、頭の中で考えて色々な引き出しを増やせたというか、できることが増えましたね」

――ガンガン行きつつもデクにカルな部分もあるイメージですけど、ファイトスタイルは変わらないですか?

「戦える距離の幅が増えました」

――組技を経験してきた事とRIZINを経験したことがRISEで活かせそうですね。

「基本僕は蹴りから繋いで距離で支配するのが得意だったのですが、その蹴りからパンチの距離もできるようになってきたので、盛り上げるような試合を作れます」

――相手のパヌワット選手はムエタイがベースでミドルキックを蹴ってきて膝蹴りも上手なイメージですが、あえて蹴りの勝負を挑む感じでしょうか?

「そこは蹴り勝った方が面白いと思っているんですよ。だから相手が蹴りで来るんだったら、こっちも蹴りで行くし、もしパンチで来るのならこっちもパンチで行くしって感じです」

――相手の土俵に乗って戦っていくんですね。

「どの局面でも負けへんぞってところを見せたいです」

――RISEではパンチが主体の選手が多い中で、蹴り技でガツガツ行く選手っていうのは魅力的だと思います。

「僕はミドルキックが得意なので、それで会場を湧かせます」

――最後にファンの皆様へトーナメントに対する意気込みをお願いします。

「RISEファンの皆様お久しぶりです。急遽トーナメントになったのですが、この日の試合は髙橋亮をメインにして良かったなと思わせるので、当日は会場またはABEMAで楽しみに見てください。応援お願いします」

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