フェザー級アジア勢に連敗中の中川が、国内4連勝中の水野と対戦
▼GLADIATORフェザー級 5分3R
中川晧貴(総合格闘技道場Reliable)
水野 翔(総合格闘技スタジオSTYLE)
元タイトルコンテンダーの中川晧貴は2023年、チェ・ソンビン&バットオチルという韓国・モンゴル勢に連敗中。今回は所属するreliableの田中じゅん代表から、「仕切り直しという意味でドメスティックマッチから戦わせたい」という要望もあり、大阪・GLADIATOR育ちの水野翔と対戦することになった。27歳。
主催者を通じて中川は、「今は外国人選手に2連敗と負けが続いていますが、試合に出させて貰っているGLADIATORの櫻井代表に感謝しています。ありがとうございます! 今回の相手は若手の選手で5連勝中らしいので、ここらで連勝を止めてやろうと思っています。今までは追いかける立場だったのが、今は若手選手に追いかけられる立場になったと自分では思っていて、絶対に負けられないと言う気持ちがより一層強くなりました。
今回の試合でしっかりと自分の強さを見せつけて、また追いかける立場に戻りたいと思っています。チャンピオンや上位で戦っている選手に『胡座をかいて待っとけよ!』、俺が居るって分からせたいと思っています。それを見せつけられる試合をしたいと思っています。初心を忘れずにアグレッシブに戦って行きたいです! reliableの看板を背負うという責任感を持ってリングで暴れます」とコメント。
2023年6月の『GLADIATOR 022』でプロデビュー以来、9カ月で4連勝を果たした水野は、池本誠知率いる総合格闘技スタジオSTYLE所属の22歳。『RIZIN Trigger 2nd』で小島勝志に、『GLADIATOR 019』で島村裕にいずれも判定勝ちしている強豪・中川を相手に、水野は連勝記録を「5」に伸ばすことが出来るか。
水野は、「格闘技&プロレス二刀流の水野翔です。この試合は僕にとってめちゃくちゃチャンス! 4連勝の勢いのままぶっ倒します。ここで勝って一気にタイトル戦線に絡んでいきます」と意気込む。
チャンピオン河名マストを筆頭にパン・ジェヒョク、ダギースレン・チャグナードルジ、バットオチル・バットサイハンというアジアの新鋭が集うフェザー級において、今大会でチーム・ラカイのアドニス・セビジェーノと戦うチハヤフル・ズッキーニョスと並び、日本の片翼を担うことが期待されるフェザー級ファイターは誰になるのか。中川、水野にとって、今後のキャリアを考える上で非常に大切な一戦を迎えることとなる。
各階級で猛威を振るうアジア勢に対し、一矢報いるファイターの出現こそがGLADIATORが所望するところ。そんなフェザー級戦線で上位アジア勢に挑む権利を有するのは、中川か水野か。