キックボクシング
レポート

【NJKF】王者対決もドローで新エース候補・嵐は涙の土下座、KNOCK OUTとの対抗戦・繁那vs.鈴木寛太はドロー、リチデットが波賀に完勝

2024/04/07 18:04

▼ダブルセミファイナルⅡ 日泰国際戦 57㎏契約 3分3R
×波賀宙也 (立川KBA/元IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者
判定3-0 ※30-28、30-27×2
〇リチデット・ゲッソンリット (タイ/ゲッソンリットジム/ラジャダムナンスタジアム105P王者/シップンノーンスタジアム118P&122P王者)


 元IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者の波賀がリチデットを迎え撃つ。リチデットは元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者で、日本で活躍したチャンプアと同じゲッソンリットジム所属の19歳の選手。


 1R、両者サウスポー。波賀は左ローを中心に蹴っていく。序盤は様子を見ていたリチデットだが、中盤からは左ミドルを連打。左ローも蹴り分けて何度もクリーンヒットを奪う。


 2R、リチデットはチャンプアも得意としていた左ミドルを蹴ってすぐの左ストレートを連発。波賀は離れは不利と見たか接近してヒジを打っていくが、逆にリチデットの左ヒジをもらう。ならばとパンチ勝負をかけると嫌がったリチデットは前蹴りで突き放す。


 3R、波賀は左ローを蹴って接近するとパンチを繰り出そうとするが、リチデットはヒジを繰り出して波賀を脅かす。リチデットのヒジを警戒する波賀は抱きかかえる場面が多くなり、消極的にさえ見える。左ミドルを蹴ってパンチでも攻めるリチデットに波賀も打ち合うが、最後はリチデットの前蹴りに突き放された。


 判定は3-0でリチデットの完勝となった。

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