シュートボクシング
インタビュー

【シュートボクシング】初参戦のロクク・ダリ「ボコボコにすることしか考えてない」「いつか海人選手とやれるのであればリベンジしたい」

2024/03/27 15:03
 2024年4月13日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2024 ACT.2』にて、「SBvs.GRACHAN」として70.0kg契約3分3R無制限延長RでSB日本スーパーウェルター級2位・風間大輝(橋本道場)と対戦するロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H Studio)のインタビューが主催者を通じて届いた。  ダリは幼い頃から柔道を習いアフリカJrチャンピオンに輝き、その後も柔道に打ち込みコンゴの柔道ナショナルチームに選ばれた。2010年に来日を果たすと2011年の春からMMAを始め、DEEP、GRACHAN、巌流島で活躍。2018年12月にはGRANDウェルター級王座に就いたが、2019年12月の防衛戦で桜井隆太に敗れ王座から陥落。RIZINには2020年8月大会で海人とキックボクシングルールで対戦して判定負け。2021年11月にはMMAで“ブラックパンサー”ベイノアにKO負けを喫している。2023年6月、RIZINで木村“フィリップ”ミノルとキックルールで対戦してKO負けとなっていたが、木村のドーピング違反が発覚して無効試合となった。2023年10月のGRACHANでの岸本篤史戦はドロー。 私は格闘家である以上、強い選手とやらないと意味ない (C)GRACHAN――ダリ選手が日本に来てどのくらいになりますか? 「2010年に来て14年も経ちました。最初は柔道のワールドカップの試合に出るために日本に来て、翌年から日本でMMAを格闘技を始めました」 ――柔道は何歳から始めたんですか? 「お父さん、お兄さんとか家族みんな柔道をやってて、私も4歳から柔道を始めました。ちなみに私は13人兄弟の8番目です。柔道ではコンゴの柔道ナショナルチームに選ばれ、アフリカカップで金メダル、U-18のオリンピックではチームで金メダルを獲ったりしました」 ――母国のコンゴ民主共和国は柔道が人気なんですか。 「一番人気のあるスポーツはサッカー、次は柔道です」 ――今回、SB参戦が決まりました。 「お友達の(“ブラックパンサー”)ベイノア選手もSBの試合に出たりと、私も以前からSBのリングに出たいと思ってました。今回、SBのリングに上がることが決まってすごく嬉しいです」 ――打撃はどこで練習してるんですか? 「所属しているTRI.H StudioやAACCでも練習しています」 ――打撃だけの試合は自信ありますか? 「今まで打撃の試合もやってきました。ラウェイやRIZINで海人選手や木村“フィリップ”ミノル選手とやっているので問題ないです。今回も練習で調子が良いので、絶対負けない自信があるので面白い試合ができると思います」 (C)GRACHAN――SBルールでは投げ技もできますが、柔道技を見せますか? 「みんな、私には柔道のイメージが強いようですが、キックボクシングのスタイルをしっかりやります」 ――対戦する風間選手に対してどういう印象がありますか。 「試合映像を見ましたが、弱い選手じゃないと思いましたが、自分が勝つようにめちゃめちゃ練習してるんで、ボコボコにすることしか考えてないです」 ――今年の目標はありますか。 「RIZINで海人選手とやった時はギリギリの判定で私が負けました。もし、いつか海人選手とやれるのであればリベンジしたいです。次やれば絶対勝てます。自信は100%あります。海人選手がめっちゃ強い選手で、私は格闘家である以上、強い選手とやらないと意味ないと思うので倒さないといけない相手です。あと、去年はあまり試合ができなかったので、今年はもっと面白い試合をみんなに見せたいので、練習を頑張ります」 ――いつもダリの試合には賑やかなお友達がたくさん来てますけど、今回も応援が多いですか? 「今回も応援が多いです。コンゴのお友達や私のファンとかたくさん来てくれるので、みんなのために負けないし、面白い試合を見せたいと思います」 ――試合を楽しみにしてます。 「Here we go! OK! ありがとう!」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント