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【RIZIN】柴田“MONKEY”有哉「また自分が負けると思われている選手とやって勝っていくしかない」×山本アーセン「自分にガッカリ」「ここまでなんだなって」

2024/03/24 01:03
【RIZIN】柴田“MONKEY”有哉「また自分が負けると思われている選手とやって勝っていくしかない」×山本アーセン「自分にガッカリ」「ここまでなんだなって」

(C)ゴング格闘技

 2024年3月23日(土)兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催された『RIZIN LANDMARK 9』の第7試合RIZINフライ級(57.0kg)5分3Rで、柴田“MONKEY”有哉(Team KIZUNA)と山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)が対戦。柴田が1R1分45秒、ヒザ十字で一本勝ちした。試合後の両者インタビューは下記の通り。

柴田 MONKEY 有哉「足関節もプランにあって、ここは想定外だろうなと」

──試合後の率直な感想を。

「えっとなんやろ。ホッとしたって言う感じですね、一言で言うと(笑)」

──勝利後ケージのなかで涙を流していました。あの時にどういった感情がこみあげてきたのでしょうか。

「なんやろ。PRIDEを夢見て僕はやってきて、自分のなかで“あの舞台に立ってるんやな”と感情に浸りながら入場してて、勝ったときはリング上というか、ケージでも話したんですけど、連敗を今までで1回だけした時があって、その時に……なんだろなあ、道路に飛び込もうとした時があったので。単純に“生きててよかったな”と思って。ちょっとこう、ちゃんと言葉にできひんかった感じですね、感情が溢れてしまって。そんな感じです」

──山本アーセン選手に対し、対戦前のイメージではリスペクトのある言葉が多かったですが、実際に戦ってみて印象の違うところはありましたか?

「リスペクトを本当にしていて、ただその尊敬しているアーセン選手と、ファイターとしてのアーセン選手っていうのは、ちょっとなんか、別で見ているというか、ファイターとしてこうやってくるだろうな、みたいな。こういう技を、戦前は言わなかったですけれども足関節も1つのプランのなかにあって、ここは想定外だろうなという、1つめの想定外のところでばっちりハマってくれたので、自分的にも5分3R戦うつもりでいたので、自分でもびっくりしているという感じですね」

──アーセン選手はRIZINフライ級の選手と数多く対戦しました。その相手に勝ったことでフライ級戦線を今どう考えていますか?

「アーセン選手はDEEPの選手とフライ級でやって1勝1敗。名前ある選手に勝って、1回は負けたけどいい試合をしたというところだったので。ちょっと、なんだろう、今日僕が勝ったので、ちょっと強い選手と当ててもらえるのかと思っていますね。まだ1戦しかしていないので特にそんな偉そうなこと言えないと思うので。また自分が負けると思われている選手とやって勝っていくしかないと思っています」

──試合後に抱擁していたのはお子さんですか?

「はい、1歳の息子です」

──まだ言葉は話せないですか?

「そうですね」

──喜んでくれている様子でしたか?

「喜んでいるのかな? とりあえず泣かなかったから良かったと思っています」

──たくさんのお子さんたちと話していたのは教え子の方達ですか?

「そうです、Team KIZUNAの自分の教え子たちですね」

──どんな声をかけられましたか?

「子供なんで、わちゃわちゃして、テンション上がっている感じで“おめでとう”もまともに言えないくらいのわちゃわちゃ具合で、とりあえず、祝ってくれてんねんな!みたいな。何言ってるかちょっとわからなかったです」

──嬉しかったですか

「そうですね。周りの人らに、こういう大きいリングに僕と関わってなかったら来ていないひともいるので、喜んでくれているのは嬉しいですね」

──自分が負けそうな選手とやって勝っていくというのは、裏を返すと勝つ自信があると?

「そうですね、まあ、自信があるというかやっぱりファイターなので、やっぱり自分が負けると思っている選手に勝たないと上に行けないというか、面白味がないじゃないですか。勝てるかどうかは正直誰と戦うかもわからないのでどうも思えないですけど、ファイターやっている以上はそうしないと“なんやねんお前!”となるじゃないですか(笑)多分。ファイターである以上は常にそういう気持ちを持っていたいということで、自分が負ける相手とやりたい、そういうことですね」

──今回早期決着でしたが、6月の代々木大会を狙うこともありますか?

「ちょっとまあ勝ったからと言っても、練習中の怪我があって、メンタル的にだいぶ参っていたところがあったので、オフを作ってから作り直したいというのが正直な気持ちがあるので、今6月すぐ出ます!というのは怪我を含めていいパフォーマンスをするのにはちょっと短いかなとは思っているところです。はっきり出ないとは言えないですけど」

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