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【K-1】全面対抗戦は「ここで一旦終了したい」と伊藤隆RISE代表「求めているものが違うと実感した」

2024/03/21 12:03
【K-1】全面対抗戦は「ここで一旦終了したい」と伊藤隆RISE代表「求めているものが違うと実感した」

全面対抗戦は一時封印したいとの意向を示した伊藤RISE代表(右)、左はカルロス菊田K-1プロデューサー

 2024年3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された『K-1 WORLD MAX』。

 同大会で行われた「K-1vsRISE対抗戦」は、4勝1敗でK-1が圧勝。17日に行われた『RISE ELDORADO 2024』でもK-1が3勝2敗で勝ち越しており、10試合トータルで7勝3敗という結果に。過去2回の全面対抗戦ではRISEが勝利しており、K-1が一矢報いた形となった。


 対抗戦終了後、カルロス菊田K-1プロデューサーと伊藤隆RISE代表が総括を行い、その中で今後の対抗戦の展開を聞かれた伊藤代表は「素直におめでとうございますと言いたいです」とK-1の勝利を称えたが、「私の中では一旦ここで終わりかなと思っています。今日のイベントを見てRISEとK-1が求めているものが違うなと実感したので。意見交換会でいろいろなことを話し合ってまた進めていけるなら進めていきたいんですけれども、私の中ではここで一旦終了したいと思っています」と、対抗戦をここで一度終了させたいとした。


【写真】10vs.10のトリとして行われたK-1軍司vs.RISE門口の王者対決

 その理由は「今回のような全面というのは、毎回やっても盛り上がらないと思うんですよ。お互い選手を作り合って、セリーグ・パリーグのように作り合って対決するのだったらいいし、両団体の選手をある程度出してしまったと思うんですね。戦っていない選手がいるのでそれはスポットでやる可能性もありますけれど、お互い求めているものをヒアリングしないといけないなと強く感じました」と、全面対抗戦ではなく単発ならありえるとする。


【写真】対抗戦では初となる女子マッチはK-1王者・菅原(左)とRISE王者・宮崎の女王対決となった

 伊藤代表は「オープンスコアをRISEは実施しましたが、K-1さんは実施しなかった。そういうところを統一したい。今後はしのぎを削って強い選手を育てていきたい」と、対抗戦をやるなら統一しないといけない部分があるとし、互いに強い選手を育てていきましょうと全面対抗戦をやるには時間を置いた方がいいとの見解を示した。

「K-1さんもうちも団体ではなくニュートラルなリングなので。誰でも出て活躍できるリングがK-1さんであり、RISEだと思うので。そこら辺の求めているものが分からないのでしっかり話合いが出来ればと思います」と、意見交換は続けていきたいと話した。

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