こんなに燃える試合は今までなかったので過去最高潮に楽しい(鈴木)
――対戦相手の印象は?
鈴木「変わらないですよね。いつも練習で見ている五味さんなので。全盛期の時の体重まで落としてくれると言ったので、めちゃめちゃ楽しみです。でも、こんなに燃える試合は今までなかったので過去最高潮に楽しいです、試合までが」
五味「ここ数年話題になったり、流行っている不良格闘技…格闘技と言っていいか分からないけれど、そういったものを黙らせるかのように去年一人意気を吐いて、ライブでお客さんを直に盛り上げて身体が勝手に立ってしまうような試合をするところまでやった選手が出てきたんですよね。言ってみれば20年ぶりに出たところだと思うんですよ。それでタイトルも獲りましたし。格闘技の申し子といった感じで捉えています」
――五味選手は今は何kg?
五味「85kgだね。練習が終われば83kg、84kg。73kgにするには10kgか11kgだね。お前は通常体重何kgなの?」
鈴木「71、72kgですね。逆に増やすので大丈夫です」
――コーチとして何を一番選手たちに伝えたい?
鈴木「一番は気合い入っている人なら誰でもいいと思いますね。ただ、生半可な気合い入っている人ではなくどんな練習にも耐えられる人を見つけたいですね。五味さんの練習の応用を僕はやるので、それに耐えられる人にぜひ来て欲しいです」
五味「キックのプロ選手でもMMAの選手でもいいですし、3カ月ありますからキチっと一緒に汗をかいてトレーニングして、そのうえでお客さんの前に最高の舞台に出ていい試合を見せて、シンプルにトレーニングと試合。それでお客さんに喜んでもらえる選手ですよね。それについてこれる選手が自分のチームでぜひやりたいとなれば来て欲しいです」
「1クール3カ月と考えてその形で行きます」
――そのたびに大将戦と対抗戦がある?
「やれる人とやれない人がいると思うんですが、なるべくやっていきたいと思っています」
――結末はどうなればいいと考えているか?
「大将戦は一番盛り上がると思いますが、これからのKNOCK OUTを背負っていくような子たちをそだてていきたいと。そこに期待しています」
――5vs.5はKNOCK OUTルール?
「これはその選手によってルールを互いのコーチと話し合って選んでいこうと思っています。キックボクシングルールだったり、ムエタイルールだったり、UNLIMITEDルールだったりするかもしれない。もしかしたらMMAかもしれない」
鈴木「シンプルに分かりやすく伝えるのはもちろんですが、現代的トレーニングと昭和的トレーニングを上手く合わせることですね。今は質をとる、効率をとる方が若手選手は多いんですけれど、昔からの変わらないトレーニングってあるんですよね。それをちゃんとやる、両方バランスよくやっていくのをモットーにしています」
五味「僕は今までもそうですが、大きな舞台に出る選手が来て、逆にプロ選手から自分も影響を受けて、今のトップ選手はこういう感じかと影響を受けて自分もトレーニングを続けているので、選手からもいい影響を受けて自分のジムの子たちも影響を受けて、まずジムでの練習を盛り上げられる選手でないと会場を盛り上げられる選手にはなれないので、一緒に高め合うというか一緒にトレーニングしていこうと思っていますね」
――選抜する5人の構成は?
山口「なるべく若い子がいいんですけれど、やる気があれば。お互いのコーチがこいつだったら一緒に練習していきたい、教えるというよりは一緒にチームで高め合っていくと思うのでそこのやる気が大事だと思っています。女性が2人そろえば女性の試合もあるでしょうし、年齢も関係ないのかなと思っています」
――参加選手の集まり具合は?
「主にキックをやりたいという選手が集まっています。今日この会見があったことでMMAの選手たちとか志している人たちが注目してくれるのかなと。大々的に公募しようと思っていますし、こっちからも声をかけていこうかなと思っています。この1~2週間で決めていきたいと思っています」